昨日、一昨日と太陽光発電の輝かしい未 来のために地道な研究開発が進んでいると書きました。一方では新しい利用方法も考えられているようです。ますま す相乗効果が進みそうです。
中国 新聞より
農業生産法人のルネサン ス・エコファーム(防府市)は、防府市右田地区の自社農場で、出力1千キロワットの大規模太陽 光発電所(メガソーラー)の建設を目指す。農場の上に太陽光発電パネルを置き、下で農業や養鶏をする新たな 方式を検討する。
来年1月に9・9キロワットの実験棟 を設け、安全性や事業性を検証する。一定の成果が得られれば規模を広げ、2013年春にも4ヘクタールの敷地に 計1千キロワットの設備を設ける。投資額は5億円を見込む。
農場に金網や透明の板で小屋のような 囲いを設け、高さ3・5メートルの高さの屋根の部分にパネルを置く。下では大豆やウメの栽培、養鶏などをして、 土地の利用効率を高める。中村鉄哉社長は「農業と太陽光発電のハイブリッド型の事業モデルを提案したい」と話 す。
発電した電力の大半は、来年7月に始 まる電力買い取り制度に基づいて中国電力に売る計画。電力の一部は農場の照明や空調に回す。雨の日にも電力を使 えるよう、電気自動車を購入して蓄電池としても活用する。
この小屋のような屋根にパネルを置くの は十分可能性があると思います。というのも我 が家の太陽光発電のパネルを載せた架台の高さが普通よりかなり高いのです。それは母屋の陰にな らないようにと高く設計していた架台ですが、それでも夕方には陰になると考え急遽こちらに設計はそのままで 変更したために不似合いに高くなったものです。
下を車庫がわにに使うつもりだったのですが、この屋根の高さが思わぬ事態を引き起こしました。冬に霜よ けのつもりでこの下に車を止めておいたのですが、初めての霜の朝、今日は屋根の下だから安心と、車のところ に行くと、何と見事に霜で窓ガラスが真っ白です。何が起きたのか分からず私の頭も真っ白です。
いろいろ原因を考えてみましたが、どうやらこの屋根が高すぎたようです。ということで試しに屋根の真ん 中に車を駐車して様子を見ました。案の定真ん中においているときには凍りませんでした。端の方ではやはり凍 りました。つまりは屋根の高さが高すぎて霜が下りないのは真ん中当たりだけということでした。これには苦笑 いするしかありませんでした。ということで、それからは真ん中に止めることにしています。
実はこの移設した場所は芝生を植えていたのできっと枯れるだろうと覚悟をしてのですが、その屋根が高す ぎたお陰で枯れることなく今まで来ています。但し、春は他の芝生より青くなるのが遅く冬は早く枯れます。水 と、太陽が足りないようです。
その証拠に、この下に植えたさくらんぼの木は見事に枯れました。水が足らなかったようです。
という私の経験から、上記の我が家 の屋根より十分高そうな高さ3.5メートルの小屋に太陽電池を設置しても下で農作物は十分に育つと思うのです。
妙なところで 役に立つ失敗!