団塊の世代のつぶやき

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超軽量太陽電池モジュール

2011年12月15日 | 太陽光発電

  太陽電池は 同じ屋根に設置する太陽風呂と同じ位の重さを屋根全体に取り付けるということで屋根に対する負担は太陽風呂に比べる とかなり小さくなります。とは言うものの全体で300キログラム前後にはなるので負担が無いとは言えません。
  薄いシリコンなのになんでそんなに重いのかと言うと、シリコンを覆っている強化ガラスと枠のアルミの重さの ためなのです。それで強度を保っているのです。
  もうこれが限界なのかとあきらめていましたがそうでもないようです。そこに目をつけた商品が開発されたそう です。

   フジプレアム株式会社ニュー スリリースより

   極 薄ガラスを超精密貼合 2011 年12 月2日

  極薄ガラスを超精密貼合(てんごう)技術によりモジュール化。

従 来モジュール(当社製品FC-215 比 較)の2 分の1 以下へ軽量化実現。

   フジプレアム株式会社(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:松本倫長)は、当社従来型の結晶系シリコン太陽電池 モジュールと比較し、同じ標準サイズでも重量が約2 分の1 以下に(フレーム付)軽量化した超軽量太陽電池モジュールを2012 年2 月末より発売いたします。

※ 超軽量太陽電池モジュール

品 番         FCT-215             FC-215

           超軽量太陽電池モジュール   単結晶太陽電池モジュール

公 称最大出力      215W                 215W

サ イズ       1482×985×35 ㎜          1482×985×35 ㎜

重 量            8.2kg                 17.0kg

ガ ラス厚          0.8 ㎜                 3.2 ㎜

   販 売時期 2012 年2 月末予定 販売中

  こ のモジュールは、従来のガラス(厚み3.2mm)とバックシート構造のPV モジュールに対し、モジュール重量の大半を占めているガラスの重量を半減以上とするため、厚みが0.8 ㎜の強化ガラスを採用することで軽量化を確保しております。フジプレアムのコア技術である精密貼合技術により、強度と薄さを兼ね備えることに成功し、荷重 試験及び衝撃試験をクリアする太陽電池モジュールの実用化に成功しました。これまでにも、薄膜系で同程度の重量 のモジュールは発売されておりますが、発電効率は低いという課題がありました。結晶系でここまで軽量なモジュー ルの開発、商品化は世界でも初めてのこととなります。また、フジプレアムでは従来より販売中のスーパーストレー トタイプの太陽電池モジュールと同等価格にて販売していく予定です。

   強度が問題ないのであれば面白そうです。今まで重さに耐えられないので取り付けが出来なかった場所なども可能にな るかもしれません。この設置場所が結構制約があってシャープの10年保証が取れないので諦めたことが何度かありま す。そうしたところもこれなら設置できるかもしれませんね。シャープにもこんな軽量タイプを開発してもらいたいもの です。

   このフジプレアムはこの部屋でも第2680回第2697回第2920回などで球状シリコンで何度 か取り上げています。その後どうなったんでしょうか。

技術の進歩はゆっくりか!