団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ゴルゴ13はいないのか

2013年11月07日 | 日本再生

  第5161回の「皇后陛下の 覚悟」でどうせうやむやになるだろうと書きましたが今のところは想像どうりですね。
  本当にうやむやで済ましてしまえばもう国民は政治を見放すかもしれません。と言うか、わたしはもう見放します。こんなこともできないのじゃ何にも期待できないでしょうし、期待してもがっかりさせられるだけでしょう。
  それにしても、今度の参議院選挙で日本人が選んだとんでもない二人が同時にとんでもないことをやり、それを二人とも辞めさせることができない日本はもう終わったのかもしれません。  

  MSN産経ニュースより  2013.11.5

  山本太郎議員に進退確認へ 参院議運委が聴取へ 

 参院議院運営委員会は5日の理事会で、天皇陛下に手紙を 手渡した無所属の山本太郎参院議員に出処進退を確認する方針を決めた。岩城光英委員長が同日中に山本氏から意向を聞く。参院の許可を得ず北朝鮮に渡航した 日本維新の会のアントニオ猪木参院議員に関しては、何らかの処分が必要との認識で一致した。

 自民党が「山本氏は自ら出処進退を明らかにすべきだ」と主張したのを受け、意向確認を決めた。山本氏から話を聞いた上で、議運委として対応を再協議する。

 猪木氏は7日に帰国する予定で、岩城委員長らが本人から事情や経緯を聴くことを検討している。

 猪木氏は1日に出国。事前に参院に渡航許可を求めたものの、議運委理事会は具体的な日程の説明がないとの理由で不許可とした。決定に反して渡航するのは異例で、与野党から懲罰委員会に諮るべきだとの意見が出ている。

  

  香川ニュース | 四国新聞社  2013/11/05

  山本太郎氏、議員辞職を否定/手紙手渡し行為は陳謝

 天皇陛下に園遊会で手紙を手渡した無所属の山本太郎参院 議員は5日、議院運営委員会の岩城光英委員長と国会内で会い、自らの行為を陳謝した上で議員辞職の考えがないことを伝えた。天皇の政治利用に当たるとして 議員辞職すべきだとの指摘があることを踏まえ、岩城氏が意向を聴いた。

  岩城氏によると、山本氏は「陛下に心労をお掛けした。猛省しなければならない」と謝罪の意向を示し「国権の最高機関の一員である自覚を深く持たなければいけないことを再認識した」と語ったという。

  

  日本経済新聞  2013/11/5

  山本太郎議員に宮内庁次長苦言 天皇陛下に手紙

 宮内庁の山本信一郎次長は5日の定例記者会見で、山本太郎参院議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことについて「園遊会は各界で活躍されたり功績をあげたりした方を招き、ご苦労をねぎらわれる場所。あのような場所にふさわしくない」と苦言を呈した。

 侍従長が引き取った手紙は事務方が預かっており、山本議員に求められれば返却するとの考えを示した。

  宮内庁も誰ひとり責任を取るつもりもなさそうですね。皇后陛下の覚悟に恥ずかしくないのでしょうか。

  しかし、ここまで日本が堕落してしまったとなると、もう手の打ちようがないでね。昔の右翼のように命を取りに行く気概の人もいないようですから、もう皆で一緒に崩壊の道を選んだということでしょう。

  それにしても、これだけ日本を堕落させる程度の低い議員がいる時代は初めてじゃないでしょうか。誰も手を下さないのなら、せめてゴルゴ13くらい出てくれないものかと思う人は多いのじゃないでしょうか。
  こうなると、日本を害する者を始末してくれる秘密結社ができることを期待したいものです。


光合成の「歪んだ椅子」

2013年11月07日 | エネルギー 環境

  太陽光発電こそ未来の地 球を救うエネルギーと思っていますが、実を言えばそれ以上に期待しているのが第 4391回の「人工光合成」や第 4701回の「核融合」です。これらが実際に実現すれば、太陽光発電といえどももう必要はなく なるのじゃないでしょうか。
  ところが、どちらも並大抵のことでは実現しそうもないのが現状でしょう。それでも、研究者の方々の努力 は少しずつ動いているようです。

  SJNニュース 再生可能 エネルギー最新情報より  2013年10月23日

  阪 大、光合成の中核を担う「歪んだ椅子」の構造解明に成功。人工光合成の開発加速に期待

  大阪大学理学研究科の石北央教授と斉藤圭亮助教の研究グループが、植物の光合成の中核を担う「歪んだ椅 子」 と呼ばれる触媒部位の構造解明に成功した。これまで「歪んだ椅子」の構造解明が進まないことが、効率的な人 工光合成系の開発の障害になっていた。2013年10月2日に Biochimica et Biophysica Acta オンライン版で論文が公開された。

  高等植物や藻類の光合成では、太陽エネルギーを利用して水を酸素と水素イオンに分解する。この反応を行 う光 合成タンパク質Photosystem II(PSII)中に埋め込まれた天然の触媒部位n4CaO5錯体は、錯体を構成するマンガン(Mn)と酸素(O)間の結合が数か所で伸びており、「歪 ん だ椅子」型構造をとっている。

  同研究グループは、PSIIタンパク質分子に対して、今年のノーベル化学賞受賞対象となった量子化学計 算手 法「QM/MM法」を行うことにより、歪みの直接の原因が「椅子」の「台座」部位に存在するCaではなく、 そこから離れた「背もたれ」部位に1つだけ存在するMnで あることを明らかにした。歪みの原因はCaが1つ だけ含まれていることによると考えられていた定説を覆した。

  Mn錯体分子のうち、すべてのMn-O結合距離がそろった対称性構造をもつ錯体分子で は水分解活性がほとん どないが、いくつかの伸びたMn-O 結合を持つ歪んだ構造の錯体分子では水分解活性があることが知られてい る。このため、伸びたMn-O結合に起因する歪みの存在は水分解活性の有無を 決める重要な要因といえる。 PSIIの水分解反応ではCaを取り除くと水分解反応が途中で止まってしまうこともあり、これまでCaが歪 みの原因と考えられていた。

  しかし、PSIIタンパク質中でCaを外した錯体の構造について量子化学計算を行ったところ、PSII 内の 伸びたMn-O結合はほとんど変化しな かった。一方、「歪んだ椅子」の「背もたれ」部位に1個だけ位置する Mn(Mn4)を除去すると、伸びていたMn-O結合は、通常の結合距離へ戻った。このことか ら、PSII のn4CaO5錯体に見られる伸びたMn-O 結合(歪み)の原因は、「背もたれ」部位に1個だけ位置する Mnで あることが初めて実証された。

  水分解活性の鍵である歪みの原因が特定されたことにより、今後は水素生成をめざした人工光合成系の開発 が加 速することが期待される。

  光 合成の中核をなす「歪んだ椅子」構造の謎をついに解明―触媒活性の要因特定で人工光合成系の実現に重要 な一歩― ― 大阪大学

  何時もの ごとく、実際にどうなっているのかは理解できませんが、一つ一つの障害が解決されているようです。こうした地道 な努力が何時かは夢のエネルギーの実現をもたらしてくれると期待したいものです。
  何時の日にか、未来の地球人は昔の人は何とも効率の悪いエネルギーをつかっていたものだと笑い話にして いるのかもしれません。その頃には、バカな人間も平和な地球を実現しているかもしれません。

それとも滅亡しているか!