団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★外務省の素晴らしい伝統

2013年11月29日 | 外務省

  第 123回の「外務省の 素晴らしい伝統」を証拠づけてくれるような伝統振りが取り上げられていました。
  あのグレンデール市の慰安婦像設置の時の対応だけでなく、日米開戦を「騙し討ち」と言われ続ける原因と 無責任ぶりも取り上げてくれています。
  こんなの読むと、やはり外務省の解体は絶対に必要でしょう。  

  Japan on the Globe 国際派日本人養成講座より  11/17

  封 印された外務省の失敗

  1.米国で の慰安婦像設立に明確に反対しなかった外務省

 ロサンゼル スの北にある人口19万人のグレンデール市に、韓国系市民、議員らが中心となって、慰安婦像を設立した。韓国は 同様の慰安婦像の設立を全米20カ所以上で進めようとしている。

 韓国側の国 際「反日」広報活動に対して、本来なら外務省こそ先頭に立って、戦わなければならないはずだ。しかし一向にその 姿が見えない、と思っていたら、事の真相を伝える記事が現れた。[1]

 市議会が開 いた公聴会では、反対する100名以上の日系市民も集まる中で、慰安婦像設置の先頭に立つフランク・キンテロ議 員(ヴェネズエラ系米人)が次のような発言をした。彼は韓国に2回も招かれて、日本大使館前の慰安婦像を訪問し たり、元慰安婦に会ったりしている。

 第一は、ロ スの日本領事館にこの件について問い合わせたが、領事館からはまったく抗議の言葉はなかった。第二には、日本と メキシコにある姉妹都市にはすべて通知してあり、彼らの同意を得ている。[1]

 ある日本人 有志がロスの総領事に事情を問い合わせた。総領事はこの問題で市長に会いに行ったようであるが、何を話したの か、何も語らなかった。逆に「穏便に、韓国側の感情を逆撫でしないように」と注意されたという。これから察する に、「抗議の言葉はなかった」というキンテロ議員の発言は全くの嘘ではなかった。

 また、グレ ンデール市の姉妹都市・東大阪市はこの事業に反対する意思を外務省を通じて表明したが、その反対表明は外務省か 総領事館で留め置かれ、グレンデール市には伝えられなかった。キンテロ議員は、東大阪市に通知をしたのに、反対 の意思表示を受けていないので、「彼らの同意を得ている」と強弁できたのである

2.外務省 の不作為

 像の設立 後、グレンデール市のウィーバー市長はインタビューで「1千通を超す(抗議)メールを受けた」とし、「グレン デールが日本人の最も憎む都市になったことは残念だ」とも述べた。[2]

 実は、この 市長は5人の市議会議員の中で、唯一、反対票を投じていた。もし、総領事館が事前に「こんな像を建てたら、グレ ンデール市は日本人の反発で受けるだろう」と明確に「抗議」し、また東大阪市の反対意見を伝えていれば、キンテ ロ議員の発言は防げた。市長はそれをテコにあと二人の市議を説得して、否決に持ち込めたかも知れない。

 相手の実情 を探り、相手の中にも味方を見つけて、後押しするのは、外交の定石の一つだ。それがまったく成されていない日本 外交には、二つの問題がある。

 一つは、韓 国系団体が全米各地で慰安婦像を建てて、反日広報を展開しようとしている意思を認識しておかなければならない。 その狙いが分かっていれば、いくらこちらが「穏便に」図っても、相手は「穏便に」は対応してくれない、と分かっ たはずである。

 もう一つは そもそも外交とは「穏便に」だけの事なかれ主義では済まない。主張すべき時に主張しないと、後で事が余計にやや こしくなる。今回もグレンデール市に対して、強硬な反対を表明していれば、騒ぎは未然に防ぐ事ができ、さらに同 様の慰安婦像建設を全米に広げようという韓国の策謀の芽を事前に摘めた可能性がある。

 外務省が、 やるべき事をやらずに国益を害しているのは、まさに不作為の罪である。しかし、実は外務省は同様のパターンで、 もっと巨大な歴史的不作為をしている。日米開戦時の外交である。…以下略

  この後は 長いのでリンク元で読んで下さい。読んでいて、はらわたが煮えくりかえります。
  やはり外務省の人達は国民を完全にバカに仕切っていますね。私のようなエリートが何で、お前達のような 庶民の為に仕事をする必要があるんだと思っているのは間違いないようです。


1%の人達

2013年11月29日 | グローバリズム

  第 5177回の「マイナス金利導入論」で1%の金持ちと残りの99%の2極化に触れましたが、そ の格差はますます拡大しているようです。
  一体世界はどこへ行こうとしているのでしょうか。殆どの人は格差が無くなり公平な世界を望んでいるとは 思いますが、そうでもない人もいるのでしょうね。特に、1%への参入を夢見る人達。  

  Business Media 誠よ り  2013年11月21日

  資 産1000億円以上の億万長者は世界に2170人――日本人は33人 (1/2) 

2008年のリーマンショック以降、世界の経済はなかなか不安定な状況から抜け出せ ないでいる。それでもカネというものは、あるところにはある。しかもたっぷりと。[伊吹太歩,Business Media 誠]

  世界最大の経済大国である米国の経済状況は、史上最悪規模の景気後退を脱して回 復しつつあるが、それでもまだ不安定な感は否めない。しかも失業率が改善したと一喜一憂しながらも、オバマ政権 は政治的なごたごたで政府の封鎖に追い込まれたり、債務上限の問題に足を引っ張られたりしている。

  米国では2011年から、一部の富裕層 が富を支配しているといういらだちが表面化し、ウォール街を占拠するデモが発生した。富裕層である国民の 1%が、残りの99%の国民から怒りの矛先を向けられることになったのだ。

  だがそれ以降も同国では格差が縮まるどころか広がっている。統計を見る限り、99%側の国民の所得は一向に増えていない。雇用は増えても、世帯年収は 2009年の水準を下回り、賃金が上がらない状況も問題視されている。

  そんな99%の状況を横目に、1%側の 所得は順調に増え続けている。2012年の統計によれば、富裕層1%が米国における全所得の19%以上を占 めている。これは過去最大の数字だ。

 結局のところ、カネはカネのあるところに集ま るのだ。それを如実に示す調査結果が最近発表された。

世界には資産1000億円以上の富豪が2170人いる

  スイスの大手投資銀行UBSとシンガ ポールの調査会社が共同で行った「2013年億万長者動態調査」によれば、リーマンショック時から億万長 者、いわゆる「1%」の数は増加し、彼らは当時よりも2倍も金持ちになっていることが分かった。

  報告書にははっきりとこう書かれている。「経済回復の道は簡単ではないが、超富 裕層の富は増え続けている」。ちなみに億万長者とは、資産が10億ドル (約1000億円)以上の富豪のことを指す。

  この調査が興味深いのは、億万長者の「生態」をまとめていることだ。まず世界に は現在、億万長者が2170人いる。そして彼らの資産を合わせると、何 とその額は6兆5000億ドルを超える。2009年の億万長者合計資産が3兆1000億ドルだったことを考 えると2倍に増えているのだ。しかも過去5年で、億万長者の数は60%増えているという。…以下略

  上位の4人は第 2481回などで取り上げた、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏などのように一代で財 産を築き、寄付にも積極的に取り組んでいる人がいるようですが、やはりこの仕組みはおかしいですね。
  世界を裏で牛耳っているマネーゲームの大元も沢山いるのだと思います。何度も書いて来たようにこうし た、マネーゲームを禁止しない限り、どうやっても、金を持っているものが有利です。
  極貧の僻みもあるのかもしれませんが、余程の事が無い限り、99%から脱出して1%に入るのは不可能で しょう。
  それにしても、お金と言うのはどれだけあっても満足できないのでしょうか。バフェット氏のような考えの 人ばかりなら、金儲けも平和で公平な世界を作り上げる役に立ちそうですが、そんな人は本当の例外でしょう ね。

  やはり、今のグローバリズムやマネーゲームを見直さない限り、ますます格差は広 がり、世界は混沌としそうです。

世界の未来は暗いか!