団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★★ここまでやるかNHK 『東京だよおっかさん』

2013年11月23日 | NHK

  第 163回の「何とも姑息なNHK」などで何度もNHKの偏向ぶりを取り上げてきましたが、その 歴史は相当長いようです。
  先日亡くなった島倉千代子さんの代表的な歌、「東京だよおっかさん」を紅白で絶対に歌わせなかったのだ そうです。その理由が何とも腹が立つものでした。  

  さくらの花 びらの「日本人よ、誇りを持とう」より

  NHK が紅白で歌わせなかった『東京だよおっかさん』の訳・・・  2013/8/23(金)

  昭和32年に発売された『東京だよ おっ母さん』は島倉千代子さんの代表曲といってもよい曲です。しかし、この曲は一度もNHKの紅白歌合戦で歌われたことがないのです。島倉千代子さんは NHK紅白歌合戦には数えきれないほど出場されているのに、この歌だけは歌わせてもらえない。しかもNHK の他の歌番組ではこの歌は歌っていますが、二番だけは歌ったことがないのです。

これは二番の歌詞に、「やさしかった兄 さんが」桜の下で待っている、という歌詞とともに「九段坂」があり、「桜の下」が靖国神社を示していたため、当 時、国民の目がそこへ向かうことを避けたのでありましょう。

この歌の歌詞には「靖国神社」という言 葉は出てきません。しかし、「戦争で死んだ兄に逢いに(靖国神社へ)参拝しに行く」という内容が、NHKには受け入れられないということなのでしょう。

一番の歌詞は、田舎から出てきた母親を 皇居へ連れて行き、「ここが二重橋、記念の写真を撮りましょうね」と歌っています。

三番の歌詞は、浅草の観音様へ行き、 「長生きしてください」とお祈りするのです。

東京だよおっ母さん

(詩・野村俊夫/曲・船村徹)

 久しぶりに 手を引いて

 親子で歩ける うれしさに

 小さい頃が 浮かんできますよ

 おっ母さん

 ここが ここが二重橋

 記念の写真を撮りましょうね 

 やさしかった兄さんが

 田舎の話を聞きたいと

 桜の下で さぞかし待つだろ

 おっ母さん

 あれが あれが九段坂

 逢ったら泣くでしょ 兄さんも 

 さあさ着いた 着きました

 達者で永生き するように

 お参りしましょよ 観音様です

 おっ母さん

 ここが ここが浅草よ

 お祭りみたいに 賑やかね 

この歌は、久しぶりに母さんの手を引い て東京を案内する娘の姿が歌われています。そして、最後に母の長寿を祈願して歌は終わります。

しかし、この歌を聞いて、やはり日本人 が一番心を揺り動かされるのは、二番の歌詞の戦争で亡くなった兄さん、つまり母親にとっては息子と靖国神社で再 会でき、兄さんはきっと泣くことだろう、というところです。

この歌が発売された昭和32年には、こういう母さんがたくさんいたのです。

しかし、今ではこの歌に登場してくるよ うな「お母さん」はどれほど生きているかは分かりません。

残念ながら国が靖国神社に公式参拝をし ないまま「おっ母さん」たちは、ひとり、またひとり、と散華された息子の許へと旅立っていかれるのです。

東 京だョおっ母さん

 

『東 京だよおっ母さん』島倉千代子 激動の時代を生きた・・・・

 

  省くところがなかったので全文を アップさせてもらいました。

 動画は、埋め込みが出来ないように なっていたので、他の動画を探しました。

  それにしても、NHKはそんなに早 くから靖国を隠そうとしていたんですね。何とも、腹立たしい限りです。当時の自民党はやはりボケていたのでしょ うか。それとも、アメリカの締め付けがあったのか。いずれにしても、ここまでNHKをやりたい放題にさせたのは 歴代の自民党の事なかれ主義なのでしょうね。

  何とか、今度の安倍さんの人事で変 わって欲しいものですが、そう簡単なことではなさそうです。やはり、国民の不買運動しかないかも。


★★非正規雇用の増加

2013年11月23日 | 非正規・派遣

  第 5074回の「安定した正規雇用が必要」や第 5160回の「日本再生は無理かも」で取り上げたトッテンさんが非正規雇用について又書いてく れています。
  この非正規雇用の増加は日本の再生どころがますます日本をアメリカのような悲惨な社会にすることに早く 気が付いて手を打たないと大変なことになりそうです。    

  それが日本の家庭を壊す のは、第5166回の「男女雇用機会均等法の罠」で取り上げたように男が女 子供を養えずに共働きしなければならないような社会を取り戻すことが日本再生の要だと思います。
  安倍さんは、そのあたりには全く気が付いてないようなのが気がかりです。  

  耕助のブログより   2013年11月15日

  No.1053 非正規雇用の増加

政府が10 月1日に公表した労働力調査で、8月の就業者数は6310万人と前年同月に比べ29万人の増加、雇用者数も5562万人で51万人増加し、完全失業者は 271万人で6万人の減少であったという。完全失業率は前月から0.3%増えて4.1%だったが、有効求人 倍率は改善したので景気は回復基調にあるとし、 消費税を増税しても問題ない、ということらしい。

消 費税増税という全国民に重い負担となる政策決断を、安倍首相は雇用が増えているという都合の良いデータを提示しておこなった。しかし完全失業率には仕事が 見つからず求職を諦めた人や、数時間でもアルバイトをしている人はカウントされない。そしてパートや派遣社員の ように、期間を定めた雇用契約で働く人の多 くは正社員の仕事に就きたいと思っている人が少なくない。

それもそのはずだ。国税庁の調査によれば、正規雇用のサラリーマンの平均年収は468 万円、非正規は168万円と300万円もの開きがある。正規雇用者は3317万人、非正規は1881万人と、3人に1人以上が非正規で働いている。学校を 卒業してから就職できずアルバイトをする若者や、一家の稼ぎ手でありながら給与が低く、昇進など将来性もな い非正規雇用で働く人々が増えたのは、80年代 後半から進められた労働の規制緩和による。小泉政権の構造改革はそれをさらに広げ、禁止されていた製造業への派遣労働も解禁され「日雇い派遣」など、さま ざまな非正規労働が可能となった。保障がないだけでなく、不況になると真っ先に首を切られるのも非正規で働 く人々だ。

政府が労働者派遣の規制緩和を進めたのは、人件費を削減したい財界の意向による。そ していま、政府は「ライフスタイルや価値観の多様化に合わせて」、さらに雇用形態を柔軟にすることを提唱してい る。それによって企業はさらに柔軟に社員を解雇できるようになる。1930 年代初頭、経済学者のジョン・メイナード・ケインズは、技術革新と生産性の向上によって99年には先進国の 労働者の労働時間は15時間程度になり、それで も生活水準の向上を享受できるだろうと予測した。技術的にはそれは可能だったかもしれない。しかし予測が実現することはなく、むしろ、技術進歩によって 人々はより長く働くようになった。機械化や、賃金の安い国へ製造業や農業が移転したことで、工場や家庭の使 用人などの職は激減したが、セールスやサービス 業、事務職などの仕事が増えた。それらの職の多くがいま非正規雇用の仕事となった。

ほ とんどの人は生計を立てるために働き、多くの雇用は民間企業が提供する。企業が正社員ではなく非正規社員を雇用するのは、市場資本主義社会においては利益 を出すことが第一の目標だからだ。かつて日本は国民の大部分が「中流階層」を自負する国だった。それを可能にし たのは高度経済成長と終身雇用、年功序列賃 金といった日本の雇用慣行だった。

国内消費が支える日本経済は、消費税増税により落ち込み、収益が悪化すれば企業は正 社員を減らし、派遣社員に置き換えるだろう。非正規雇用の増加は貧困層の増加であり、さらに個人消費は落ち込む という悪循環しかもたらさない。

あの総中流時代には日本人の能天気さを半ばあきれる思いでいたのですが、あの後、自 分の負け組転落で、やっと目が覚めました。あの時代の世界の非常識と言われていた日本の雇用体系がどれほど素晴 らしいものだったに気が付いたときはもう手遅れでした。
  小泉・竹中コンビと経済界の陰謀によって壊された日本の雇用体系を元に戻さない限り、日本の昔の家庭の 団欒は戻ってこないでしょう。安倍さんが気が付いてくれることを期待するのはどうも無理のような気がしま す。

やはり、自衛しかなさそう!