団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

絶望の国連

2013年11月21日 | 国連

  第 185回の「ふざけるな中国・国連2」で取り上げた国連の人権理事会に中国が選ばれたようで す。
  これだけ見て、如何に国連が腐りきった組織かということが良く分かりますね。やはり国連は解体して新し く出直す必要があるでしょうね。
  世界中から、平和だ人権だと表面的には反対できないことを掲げて集まり、無駄金に集る人達の偉そうな顔 を見ていると本当に腹が立ちます。その無駄に使うお金があれば世界中でどれだけの人が助かることか。

  日本をここまでダメにしてきた左翼と同じですね。世界中がここまで腐っていると人類の未来はあまり期待 できそうもないような気がします。
  日本の素晴らしさを世界に広めようなんてのはやはり夢の夢のようです。その拠出金の多くを負担している 日本って本当にお人好しですね。    

   MSN産経ニュースより    2013.11.13

   中 国、サウジ、キューバ…「人権侵害国家」相次ぎ当選 人権理事会選挙

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会は 12日、人 権理事会(47カ国)の理事国改選選挙を行った。改選数14カ国のうち、中国やサウジアラビ ア、キューバなど、「国内の人権状況が劣悪」と国際人権団体などから非難されている国々が相次ぎ当選した。 人権理事会は、機能不全が指摘された前身の人権委員会を改組する形で7年前に発足したが、国内に人権問題を 抱える国がメンバー入りする実態は変わらず、改組の効果を改めて問う声も出ている。

   アジア改選枠(4カ国)からは中国、サウジに加え、ベトナムとモルディブが当選した。中国とベトナムは一党独 裁体制下で言論統制を強めており、サウジも女性に対する人権侵害などをめぐり国際社会から批判されている。

   東欧改選枠(2カ国)からはマケドニアのほか、同性愛者の権利侵害が批判されているロシアが“無風選挙”で当 選。北米・西欧改選枠(2カ国)からは英国とフランスだけが出馬し当選した。

  中南米改選枠(2カ国)では、キューバとメキシコが、アフリカ改選枠(4国)では、過去の人権侵害について人権 理事会の調査を拒絶したことのあるアルジェリアのほか、南アフリカ▽モロッコ▽ナミビア-が当選した。

   人権理の前身である人権委員会(53カ国)では、人権問題で自国が名指しのもと非難される決議案が出されない よう、“問題国家”が事前に立候補を調整し、相互に支援しあってメンバー国になるなどの弊害が指摘されていた。 このため、加盟国数を多少絞り、国連の全加盟国の過半数の賛成を必要とするなどの選出条件を設けた。

   また、理事国が深刻かつ組織的な人権侵害を行った場合、国連総会で投票国の3分の2以上の賛成で資格停止がで きるようにした。しかし、国連加盟国のうち、その多くを占める途上国が相互支援する構図は人権理事会になっても 変わらなかった。

   今回の選挙について、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(本部ニューヨーク)は「『人権侵害国 家』が理事国入りした。(人権理は)今後(諸問題解決のため)2倍の労力を強いられる」と指摘。

   「UNウオッチ」(本部ジュネーブ)も「政治が人権を蹂躙(じゅうりん)して構わないというメッセージを発し ただけでなく、人権擁護の盾となってきた国際機構に頼る世界中の(弾圧の)犠牲者を失望させた」と非難した。

   MSN産経ニュース   2013.11.13

   中 国「人権政策、評価された」と自賛 人権理事国当選で

  国連総会で実施された人権理事会の改選選挙で中国が当選したことについて、中国外務省の秦剛報道官は13日の記 者会見で「中国の人権への取り組みが進み、国際社会に十分に評価された」と述べた。

  秦氏は「公正で客観的なやり方で人権問題を処理していく」と強調した。

  中国の人権理入りをめぐっては、同国によるチベットへの抑圧政策に反対する団体などから批判の声が上がってい る。(共同)


マイナス金利導入論

2013年11月21日 | 国際

  第 1139話第 1142話の「地 域通貨」で金利をマイナスにするというアイデアを知り、今のマネーゲームの世界がどれほど異常 な世界であるかということを知りました。
  この、マネーゲームを野放しにしている限り、世界は1%の金持ちと99%の貧乏人という問題は解決され ることはないでしょう。それどころか、金が金を生むシステムはますます2極化を進め、世界中の人達が貧困に 苦しむなんの夢もない世界が出来上がることでしょう。
  それを何とか出来そうなのは戦前の日本人だったかもしれません。しかし、ここまで落ちぶれた今の日本人 にはもう無理かもしれません。あの昔の精神を取り戻せば何とかなりそうな気もしますが、どこまで期待できる ものやら。

  何て、ことを考えていたら、面白い 記事が目に入ってきました。何と、マイナス金利導入論だそうです。果して何でしょう。 

  SankeiBizよ り  2013.11.15

  マ イナス金利導入論も浮上 ECB、追加緩和策で意見割れる (1/2ページ)

 欧 州中央銀行(ECB)内で金利をめぐり意見が割れている。ECBのプラート理事は物価安定を確 実にするためにECBは資産購入やマイナス預金金利などあらゆる選択肢の検討を示唆する一方で、ECBの政 策委員会のメンバーでドイツ連銀総裁のバイトマン氏は低金利には無視できないリスクが伴うとの考えを示して いる。

 13日付の米紙ウォールストリート・ ジャーナル(WSJ)によると、プラート理事は「ECBの責務がリスクにさらされれば、その遂行のために取るべ きだとわれわれが考えるいかなる措置も採用する」と述べた。

 ECBは7日に政策金利を過去最低の 0.25%に引き下げた。10月のユーロ圏インフレ率が中銀が目安とする2%弱の水準の半分以下に落ち込んだこ とを受けて行動した。金利がゼロに近づいた今、ECBはこれ以上インフレ率が低下した場合の対応を模索しなけれ ばならなくなった。

 プラート理事の発言は、現時点では追 加刺激が必要でないとしても、資産購入が取り得る措置であることを示唆した。

 プラート理事はWSJ紙とのインタ ビューで、「中銀のバランスシートのキャパシティーを使うことも可能だ」と述べた。金利について、まだ追加措置 を取り得ると付け加えた。

 「標準的な措置、つまり金利について はまだ行動の余地がある。そこには中銀預金金利も含まれる」とプラート理事は述べたという。

 預金金利は現在ゼロ。引き下げはマイ ナス金利を意味する。また、長期リファイナンスオペ(LTRO)の再開も可能だとの考えも示した。

 一方、バイトマン氏は13日、フラン クフルトでの講演で、「物価安定の見通しを考えるとECBの緩和的な金融政策は正当化されるものの、低金利環境 がもたらす多数の課題を見落としてはならない」と語った。

 バイトマン氏はこの日の講演で、「マ イナスの実質金利が恒久化することがなく、また金融政策が政治や金融市場の人質にならないことを確実にするのが 重要だ」とも語った。

  低金利によるドイツ国民の貯蓄への 打撃に理解を示しながらも、「ドイツの預金者を狙ったものではない。低リスクで投資したい人間は皆、低く実質マ イナスの金利を我慢しなければならない。イタリアもスペインも同じだ」と述べた上で、「金利が永久にこの水準に とどまるわけではないことを認識しなければならない」と付け加えた。(ブルームバーグ Jeff Black、 Stefan Riecher)

  驚きました。こんなことを考えてい る人が今の時代にいるとは。国連をはじめとして、大きな組織はもう使い物にならないものばかりだと思ってました が、少しは期待が持てるところもあるのでしょうか。
   というか、今のマネーゲーム容認の経済システムが行きつくところまで行って、世界が破綻するところま で行けば、人間も少しは考えるようになるのかもしれません。

やはり甘いか な!