「竹林はるか 遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」借りてきたあくる日にネット巡回が早く終わったので、それで はと読み始めました。
おもってたより字が小さくて、ネットの大きな字に慣れた目にはちょっときついものがあり、これは読めないか もと心配しましたが、読みだせばそんなことより、止められなくなって、一気に半日で読んでしまいました。
思ってた通りの素晴らしい本でした。感想文は苦手なので書きません。是非、手にとって読んでみてください。
動画で見ていたので大体は分かったつもりでしたが、いざ読み始めると、止められず、特に後半お母さんが京都 駅のベンチで亡くなったあたりから涙があふれて止まらず家の者に見つからないように読むのが大変でした。
それにしても、彼女達兄弟が生き残ったのは奇跡でしょうね。これを読むと子供の時のしつけの大事さを痛感し ます。私が同じ立場だったら、とっくに命を落としているのは間違いないと思います。余りの自分の軟弱さとの差に 愕然としました。
運命論なんて信じませんが、それでも、彼女が生き残ったのはこの本を書くためだったのじゃないかと思えま す。日本中の子供達に読ませてあげたい。私のように、人生の終わりに読んでも、もう遅い。
読み終わったら、その後が知りたくてたまりません。英語の続編はあるよ うですが、まだ翻訳本は無いようです。
早速サーチしてみました。ウィキにもありました。
アマゾンにもありました。 MY BROTHER MY SISTER & I
ウィキより MY BROTHER, MY SISTER, AND I
それにしても、アメリカで中学校の教材として使われたこの素晴らしい本のに翻訳が20年以上も日本で出版されな かったところに戦後の日本の問題があるような気がします。
はだしのゲンなんかよりこの本こそ日本中の学校に置いて欲しいですね。そうなった時、初めて、日本の教育がまと もになったと言えるのじゃないでしょうか。