宮崎さん香港から帰られて直ぐに【Front Japan 桜】で、福島さんとの対談です。香港の最新情報を画像のパネルで沢山紹介してくれています。
とは言え、やはり長引きそうな様相ですね。習皇帝も打つ手がないのでしょう。
観光客の激減で、宿泊費などは大幅にダウンしているそうですが行くのは命懸けかも。
福島さんは、デジタル人民元の話題を語ってくれています。これもどうなることやら。それにしても、こんなことでChinaが生き残るなんてことにならないことを願います。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 令和元年(2019)9月11日(水曜日)弐 通算第6191号
米議会上下両院で「香港人権民主法案」、超党派の議員が提出
香港の民主化運動に即座に呼応、民主党、共和党が珍しく一致
香港で9月8日に開催された民主化集会は、大きな星条旗が何十本も翻り、一般市民も夥しく参加して、集会場所のチャータードガーデンから近くの米国領事館へ行進した。
訴えたのは「香港の民主化を救え、『香港人権民主法 2019』法案の速やかな可決を要求する」というもの、領事館では米国の領事館員が要望書を受け取った。
米国では香港の抗議デモや集会、警官の暴力的な弾圧を目撃しつつ、超党派の議員が法案の提出を急いでいる。
上院ではスーザン・コリンズ(メーン州。共和党)とクリステン・ジグブラート(NY、民主)が「香港の人権状況を観察し、特恵国に値するのかどうかを上院外交委員会に報告する義務を負う」という『香港人権民主2019』法案を提出した。現在多くの議員の署名を集めている。
これは六月にすでにマルコ・ルビオ議員の提出した法案の強化策が盛り込まれている。 下院でもクリス・スミス(ニュージャージー州、民主)らが旗振り役となっている。
当該集会の行われた会場は、香港の官庁街にもっとも近いチャータードガーデンで、いつもなら日曜日にフィリピンから出稼ぎのアマさんたちが休日を利用して和気藹々、三々五々集合し、弁当を持ち寄り、或いは出前のピザを頼んで、カラオケやトランプに興じるという憩いの場所である。
それが九月八日の日曜日は朝から様子が異なった。公園に白亜の戦士像が立ち、音響設備を用意する民主派の人たちが集会準備に追われる。時ならぬデモ隊、それも黒シャツにマスクという出で立ちの若者が数千、いや数万、次から次へと公園を埋め尽くて、彼女たちは目を白黒させていた。
筆者は、この集会の現場に居た。プレスだけでも百数十名、あちこちにカメラが回っている。入り口ではミネラルウォーター、マスクの配給。随所でプラカードが配られ、参加者の中にはトランプ大統領のTシャツを着込んでの大学生。高校生も相当数がいた。・・・以下略
それより、ボルトンさんがトランプ政権を離れたことの方が心配です。香港にも影響するのでしょうか。