今頃はスーパーチューズデーの結果も出ているでしょうが、どうなったのでしょうか。宮崎さんが、サウスカロライナでバイデンが勝ったことがアメリカでは面 白おかしく取上げられていることを報告してくれています。
アメリカもバイデンを選ばざるを得ないとは何とも玉不足ですね。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和弐年(2020)3月2日(月曜日) 通巻6384号
ちびのマイク(ブルームバーグ)の選挙運動はピエロだった
バイデンがサウスカロライナ州で圧勝したが、トランプ陣営は余裕綽々
「寝ぼけのジョー(夜明けのジョー?)がサウスカロライナで圧勝した」と、トランプはツィッターに書きだした。ジョー はバイデン前副大統領のことだ。
「これで、ちびのマイク(ブルームバーグ)の選挙運動はピエロだったことになるゾ」。
マイクは元NY市長のブルームバーグ、予備選緒線の四州を飛ばし、かれはスーパーチューズデーから本格参入する。
バイデンの得票率は48・4%、二位につけたサンダースは19・9%。黒人の投票率が59%で、そのうちの61%がバ イデンに投票したという。
「むろん、サウスカロライナで勝たなければバイデンは戦線から離脱することになり、3月3日のスーパーチューズデーをま えに選挙戦撤退を余儀なくされていただろう」(カール・ローブ。ワシントンタイムズ、3月1日)。
カール・ローブは、ブッシュジュニア政権下で次席補佐官ながら、「カール国王」という異名をとったほどの実力者で、チェ イニー副大統領と共に「影の大統領」とホワイトハウスの内部で噂されたが辣腕家だった。現在は政治コンサルタントだが、 選挙予測では定評がある。
サウスカロライナでバイデンが圧勝できたのは、オバマ政権下でバイデンが副大統領を務めた過去の想い出が強い。黒人の有 権者に顔が売れているからだ。
また共和党の選対本部は「誰が大統領候補になろうと実績を積み上げてきたトランプを前に民主党は勝てない」と余裕綽々の コメントを出した。
ちびのマイクとか寝ぼけのジョーとは、何とも迫力がないですね。これは、どちらにしてもトランプさんが勝ってくれそ うです。
トランプさんの勝利が決まる前にChinaが崩壊してくれていることを期待します。トランプさんには仕上げとしてグ ローバリズムからナショナリズムへの返還を期待したいものです。