台湾総統選まで50日を切ったんですね。Chinaがテリーゴウを排除したいのも期間が殆ど無い焦りからなのでしょうか。
宮崎さんが取り上げてくれています。なんと、独立を望んでいない人が大半なのだそうです。これには驚きです。もしかしたら日本人と変わらないくらいの平和ボケなのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)11月22日(水曜日) 通巻第8016号
台湾総統選まであと50日
直近の世論調査は何を示唆するか?
台湾の民意、直近の世論調査報告がある。欧米研究所が実施したもので、台北タイムズが伝えた(11月21日)。
台湾人の91・4%が(独立ではなく)現状維持を望んでいる。
「あなたは台湾人ですか、中国人ですか」の設問では
台湾人 62・5%
中国人 2・3
両方です 32・3
米国は信頼できますか? の質問には33・9%が「信用できる」と答え(前年は45
・4%あった)、バイデン政権は頼りにならずという傾向がさらに顕著となった。
大事なのは対中観である。
「中国は信用できる」とした台湾人は9・3%しかいない(2021年調査ではまだ13・5%程度はあった)。
82・7%の台湾人は中国を不信の目で見ている。つまり「中国を信用していない」。
台湾総統選挙、国民党さえ現状維持を叫び、民衆党は「話し合い」解決などと非現実的な抽象論だが、浮動票があつまる。
たしかに民進党支持は底堅いものの、台湾有権者の意識の変化が投票行動に反映されるだろう。
何だか不気味ですね。まさかChinaに飲み込まれることを望んでいるとは思えないが、平和ボケでは何を選ぶかは恐ろしいものがありそうです。
そんなことになったら日本は完全に追い込まれることになりそうです。心配です。