坂出市立体育館も御多分に漏れず、予算不足のため我々嘱託はあらゆる仕事をやります。何時もの体育館周りの掃除や草抜き植木の剪定のみならず、タイルの修理までと何でもやります。代々の嘱託さんが修理の予算がつかないので何でも自分達でやってきたものが当たり前になってしまったようです。まさかこの歳になって植木の剪定やタイル貼りまでやるようになろうとは思ってもいませんでした。お陰で何でも経験できて楽しめます。
その中でも結構多いのがトイレの修理。水が止まらなくなったり、何かが詰まって流れなくなったなどと色んなことが起こります。余談ですが、トイレの使い方の汚いのには驚かされます。まぁ、自分の家ではそんなに汚くは使わないのでしょうが、やはり公共施設となると礼儀は吹っ飛ぶようです。タバコの吸い殻やガムのポイ捨てと同じなんでしょうね。日本人ってこんなに公共心が無かったのでしょうか。
そのトイレの修理ですが、一度は女子トイレで布を間違って流してしまったとのことで詰まってしまったこともありました。どうやってもその詰まった布が取れ無かったのですが、トイレの構造を良く見ていると、どうやら地下室がありそうなので入口を探して入ってみると案の定配管がむき出しでした。そこで配管を外してやっと詰まった布を取り出しました。お陰で、水洗トイレの構造まで勉強しました。
もう一つ、男子トイレの小便器の水が止まらないというのが良くあります。これは歴代の人からの申し送りで弁(フラッシュバルブ)を分解してCRC5‐56を吹きつけて組み立てると大抵は直ります。しかし、一つだけどうしても直らないと言うことで使用禁止のままにしているのがありました。気になって、暇な時に分解して何時ものようにやってみたのですがやはりどうしても止まりません。そこで他のものを分解して部品を取り替えたりしてやってみているとパッキンがなくなっていることに気が付きました。そこで他のものからパッキンを取ってきてつけると見事に止まりました。又一つ勉強になりました。
参照:TOTO
小便器フラッシュバルブ
この分で行くと、我が家の修理も出来るようになるかもしれません。
何でもやって見るもんですね!