健康長寿には、食事、運動、睡眠、生きがいが叫ばれ、ここ数年の研究結果でもその実態がわかり、色々なところで、発表されている。食事は、まごはやさしい(豆、ごま、海藻、野菜、魚、しいたけ、いも)。適度な運動。ストレス解消の22時~5、6時までの眠り。今日も何かを行う(生きがいとなる)必要があるものがポイントである。後期高齢者の方々からすれば、お叱りを受けるが、ここ1、2年心身ともに、劣化、弱体化してきているのがよくわかる。測定していないが、身長がちじみ、体重が元に戻りにくく、顔が変わったように思う。物覚えが低下、整理した場所を思い出すのに、時間がかかる。最も留意しなければならないのが、運動不足からくる足腰の弱体化である。先日も、母の女学校時代の友人である98歳の知人を訪問したが、頭脳のほうの衰えはあまり感じられないが、戸外の歩行が困難になり、残念とのことであった。それでも、家庭菜園を立派にやっておられる姿を見て、これこそ適度な運動と生きがいを合わせて、実行していらっしゃる、生き方の素晴らしさをあらためて賞賛したいものである。次回訪問時には、母と通った飯南女学校時代の思い出の伊勢電、城の下駅の地図、写真、そしてその当時の制服袴かもしれないものを見て頂こう。