都議選から続く地方選における自民党の敗北は、仙台市長選でも明確な結果となった。政策ではなく、安倍一強体制の驕り、腐敗ぶりがその要因であることは言うまでもない。安倍さんの憲法改正論もぶれにブレている。ポツダム宣言も読まず、原爆投下との時系列も危うい、一国の首相としての知的貧困さが問われ、祖父の岸信介をただ後追いする姿は、自らを特権者に化かし、そのことも理解せずに、強引に物事を進めているから、もう滑稽である。本日と明日は、衆参院予算委員会で参考人出席のもと、加計学園問題の審議が行われる。今までずーと拒否してきた審議である。国会では何も決まらず生まれずの、税金の無駄使いでない、きっちりと白黒をつける審議であることを望むものである。