英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

線上の点

2024年04月12日 | 閑話

今年は3月の寒の戻りで桜の開花が遅れ、信州伊那谷は今週が満開を迎えています。しかし、Facebookやブログの過去記事を遡ってみると、今年と同じくらいに満開になっている年も多く、気象庁の発表でも平年並みだそうなので、ここ数年が早すぎたのかも知れませんね。

我が家の桜(2016年4月12日 撮影)

 

5年半もの間、毎日100英文音読を続けている『新・基本英文700選』の467番に次のような英文が載っています。

We are now at the end of March, when the subject of cherry blossoms often comes up in our daily conversation.

(3月ももう末になって、桜の話題がよく出る時期になった)

この英文では関係副詞 when の非制限用法がもちろん大切なポイントですが、注目したいのは前置詞 at の使い方。後ろに March があるから in と決め付けるのは早合点です。at のイメージは、線上の点。時の流れを1月から12月の線でとらえた上での3月ですから at です。時間を表すのに at を使うのと同じイメージです。

また、地名だから in を使うのも早合点。I live in Ina. はOKですが、JR飯田線に乗って、飯田から岡谷へ向かう途中の伊那で降りた時は、I got off the train at Ina. となります。

前置詞 at のイメージ

たった一文でも掘り下げていけば多くの学びにつながり、それが基礎力となっていきます。

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常圓寺の桜

2024年04月05日 | 閑話

昨日は週一で行っているインターバル走を含む10km走の日。北風が強くて途中で心が折れそうになれましたが、何とかやり遂げました。春先なので仕方ありませんが、どうもお天気が安定しませんね。特に今年は3月からの気温が低く、信州伊那谷も桜の開花が遅れています。

満開の桜が待ちきれませんので、11年前の今日撮影した伊那市山本町の常圓寺の桜をお楽しみください(^^)/

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ファミリードクターの閉院

2024年04月03日 | 閑話

私が生まれてから約50年、半世紀にわたってお世話になった我が家のファミリードクター・樋代先生が、先月末に閉院されたためご挨拶にうかがってきました。

この写真は長野日報さんのHPよりお借りしました。長野日報さんの記事「51年の歴史に幕 伊那の樋代医院が今月末閉院」もお読みくださいね。

私の記憶が残っているところでは、幼稚園の頃から熱が出たら診てもらって、注射を打ってもらっていた記憶があります。小6で虫垂炎と腹膜炎に罹患した時や、東日本大震災で甲状腺の常備薬が不足した時、そして、インフルエンザや胃腸炎になった時など、親身になって診ていただきました。5年前にインフルエンザに罹って40℃の熱が出た時は、休診時間中にもかかわらず病院を開けていただき、日曜日には「どうだ、熱は下がったかい?」と電話をいただき、点滴を打ってもらったこともあります。

2024年3月30日 撮影

ご挨拶に伺った時は、私のランニングの話になり、歳を重ねてから足腰を鍛える重要性もお話ししてくださいました。「フッケン先生(私のことを今でもこう呼んで下さいます(笑))、最後に鍛えている足を触らせてよ」と触診して下さいました(笑)。「腓腹筋に大腿四頭筋と大殿筋。うーん、やっぱり走っていると、筋肉一つ一つが引き締まって、張りが違うね。こういう風にならなくちゃいけない」と、最後にお褒めの言葉もいただきました。

地元医療に献身されて51年。その功績は一言では言い表せません。そして、医者としてはもちろんですが、私が最も尊敬するのは、88歳まで51年間、同じ場所で一つの仕事に従事し続けて来られた事実です。先生の生き様を見て、私も地元の英語教育に献身する覚悟が出来ました。

仮に私も先生と同じ歳まで仕事をするとしたら、あと36年もあります。今月でトラスト英語学院を開塾して10年ですから、私なんてまだまだヒヨっコですね。樋代先生のような親鳥になれるよう、今日からまた生徒一人一人と向き合ってまいります。

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新社会人へ

2024年03月31日 | 閑話

今日3月31日は年度大晦日。28年前の1996年3月31日は、学生時代最後の一日ということで、今でも記憶に残っています。

翌4月1日に就職先である地方銀行の入行式を控えていた私は、式が行われる本店営業部の近くにあるビジネスホテルを自費で予約していました。確か午後7時くらいに実家を出て、2時間近く列車に揺られました。車内では日経新聞を読んでいました。おそらく翌日の社会人デビューに備えてのことでしょう。

ホテルでは、静かに過ごしました。そして、日が変わる時、独りカウントダウンをしたのを覚えています。

「これで学生時代は終わり。明日からはいよいよ社会人だ・・・」と。

私は2浪した後に大学の4年間を過ごしたので、他の方より学生時代を長く謳歌できたと思います。6年間のモラトリアムで経験したこと、得たことはたくさんありました。しかしその一方で、学生という安泰な身分にマンネリリズムを感じ、早く社会人になって大人の仲間入りをしたいという願望もありました。大学卒業から28年が経ってあの時期に戻りたいと思うこともしばしばですので、人間の気持ちなんていい加減なものですね('◇')ゞ

明日からは新年度です。社会人になり、新しい環境で生活をスタートさせる方も多いと思います。新たなスタートは、期待と不安が入り交じり、日々が緊張感と充実感の交錯です。しかしその一方で、新スタートはマンネリズムの道を歩む第一歩でもあるのです。

社会人としての歩む道は、先の見えない時があるかも知れません。でも、自分の信じた方向に自分でレールを敷き、歩を進めていくしかありません。陳腐な言葉ですが、初心を忘れずに、4月からの新しい道を自分らしく歩んでいって下さい。

社会人初日、銀行の配属支店の営業室に初めて入って行く時の緊張感、今でも思い出すな~(^_^;)

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晴れ渡る未来へ

2024年03月20日 | 閑話

今日は春分(the vernal equinox)。でも、朝から雪混じりの雨が強風で吹き付ける荒れた天気の信州伊那谷です。

こんな時は、先日撮った晴れ渡った伊那市の風景をどうぞ。

南アルプス・仙丈ケ岳と伊那山地

 

中央アルプスへ傾く太陽

 

昨日は長野県公立高校後期選抜の合格発表が行われ、約九千人の中3生が喜びの春を迎えました。

彼らに晴れ渡った明るい未来が訪れますように・・・。

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goo blog が20周年\(^o^)/

2024年03月10日 | 閑話

昨日3月9日に、goo blog が20周年を迎えたそうです。

私が goo blog に引っ越してきたのは2年前の2022年4月ですが、このブログ「英語道」を始めたのは2005年5月ですので、今年で19周年になります。ブロガーとしては最古参になりますね。

最初は契約していたプロバイダーのAOLが提供していたAOLダイアリーで綴っていましたが、2008年12月の閉鎖に伴ってAutoPageのTeacupブログに引っ越し、更にその閉鎖に伴い、goo blog に落ちついた感じです。

もう、引っ越すことはないでしょう(笑)。

2013年1月17日から続いている連続更新も4,071日となりました。これからも goo blog に日々を綴り、共に人生を歩んでまいります。

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受験と筋トレとリアルゴールド

2024年02月28日 | 閑話

国公立二次試験前期日程が終わり、次は、多くの中3生が受験する3月6日(水)の長野県公立高校後期選抜試験が迫ってきました。地元の進学校である伊那北高校では10名以上も定員割れしている状況ですが、だからと言って受験生全員が受かることを意味している訳でもありませんから、受験生はラストスパートですね。

私自身が中3生だった時の高校入試を振り返ってみると、真っ先に思い出すのが勉強している姿ではなく、近所の後輩とトレーニングしていた時間です。

もともとバレー部で体を動かすことが好きだった私は、中3の秋頃から、受験勉強のため運動不足になっていることに気がつきました。そこで、仲の良かった近所に住む一年下の野球部の後輩が毎晩自主トレをしていると知り、私も一緒にトレーニングに加えてもらうことになりました。

平日も週末も、毎晩9時に彼の家に行きます。まずは準備体操した後、起伏のある周回コースを3周・約2kmほど走り、筋トレに入ります。

当時と変わらず今も残っている周回コースの坂道

金物屋だった彼の家の玄関先には、ダンベル代わりの漬物石が2つ置いてあり、それらを使ってアームカールやサイドレイズを繰り返しました。小一時間ほど体を鍛えたら、近くの酒屋さんの自販機へ出向き、必ずリアルゴールドを買ってプロテイン代わりに飲むのが日課となっていました。

おかげで上腕二頭筋が発達し、入試が近づいたピリピリした雰囲気のクラスで女子に披露して、「すごーい」とチヤホヤされて喜んでいた自分を思い出します(笑)。勉強とトレーニングという規則正しい生活を続けていたため、風邪も引かずに入試を乗り越えられたと思います。受験が終わった後も、高校へ入学する直前までそんな生活を繰り返していました。

単調なことを淡々と毎日続けていたあの頃の習慣って大切だったんだなと、大人になって気づきます。

久しぶりに、あの時走っていた周回コースを走ってみようかな・・・。

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「52」に望むもの

2024年02月16日 | 閑話

52歳の誕生日を迎えました。

1970年代、3~4歳頃の私

「52」と言えば、敬愛するイチローの背番号+1、トランプの枚数、そして、英語のアルファベットの大文字と小文字の合計数。何か意味のある数字に思えますが、一つ歳を重ねたからと言って何も変わることもない平凡な日常を繰り返したいです。それこそが実は幸せの証だということが分かっているからです。

今日も午前中は走り、午後から英語指導の仕事に勤しみます。あと、確定申告もね(^▽^;)

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知る喜び

2024年01月26日 | 閑話

約52年近く日本人をやっていても、約40年も英語に関わっていても、日本語も英語もまだまだ知らないことばかりだと痛感させられます。

だからこそ、知らなかったことをメモって一つずつ調べ、小型ノートにまとめています(^^)

この数日間にメモったものを紹介すると・・・

・ディスペプシア dyspepsia「消化不良」= indigestion

・女衒(ぜげん) philandering / procurement

  Ozawa is said to have procured some women for Matsumoto.

・necrosis「壊死」

・necrotize ~「~を壊死させる」

 

「ディスペプシア」は今週初めの新聞に、日本人の新・国民病の一つとして紹介されていて、どんな英単語から来ているのか知りたくて調べました。

「女衒」は、ダウンタウン松本人志氏の文春報道でメディアを賑わせた日本語ですが、恥ずかしい話、この年まで知りませんでした。動詞 procure の第一義は「~を入手する」で、TOEICや英検でも頻出。obtain ~ や come by ~ への言い換えも覚えておきたい単語ですね。

necrosis は、人食いバクテリア・劇症型溶血性レンサ球菌(溶連菌)が足を壊死させる危険性が高いとテレビで紹介されていて、「壊死」を英語で何と言うか気になって調べました。

こういうところから日本語も英語も語彙力を増やしていくしかありません。単語集や用語集で覚えるよりも、よほど効率的で実用的です。

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11年間、ブログ毎日更新を達成!

2024年01月17日 | 閑話

独立開業に向けてTOEIC990点満点を目指していた2013年1月、継続力を培うため「TOEICで満点を取るまでブログを毎日更新する」と決意し、同月17日から毎日更新を始めました。2014年4月にTOEIC990点満点取得独立開業を果たしても一度始めたら止められない性格が奏功し、「続けられるだけ続けてみよう」とコツコツと積み重ねること4,017日。気づけば、昨日の投稿で、毎日更新が11年間を達成していました(^_^;)

そして、「トラスト英語学院」を開業して10年目となった昨年は、塾舎を新築し移転。今年4月には開業10周年を迎えます。

振り返ってみると(in retrospect ← 今年の共通テストでは retrospective が出ましたよ(^^♪)、私の人生は、常に英語とブログが中心に存在し、それらを起点として回っているように感じます。

私がブログ「英語道」を始めたのは2005年5月です。以来、これまでの人生の4割近くにあたる約19年間をブログに記してきたことになります。これからも自分の人生を歩んでいる証として毎日更新を続け、自分の生き様を綴ってまいります。


信濃毎日新聞2005年9月6日朝刊より

この写真は2005年に信毎ホームページ大賞ブログ部門にノミネートされた際の新聞記事です。当時はAOLダイアリーでブログを書いていました。このテンプレートが私のブロガーとしての起点です。

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