英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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見方を変えて

2010年06月20日 | 子育て
昨日は、長男(小学1年)の授業参観でした。午前中の3時間、時間の許す限り見てきました。

息子の通う小学校は私の母校でもありますが、当時からテストや通知表がなく、「総合学習」という名のもと、動物を飼ったり、農作業に従事したり、いかだやツリーハウスを作ったり・・・と、教室の外で様々なことを学ばせていくのが特徴です。

私も小学校時代は、チャボやシマリスを飼った記憶しかありません。中学校に入学した時、徳川家康が何をした人か知らなかったくらいですから・・・。そんな私がよく早稲田に合格したものです(笑)。

昨日の授業参観も、教室での勉強ではなく、クッキーを焼く授業でした。班毎に試行錯誤を重ねて、3回目のチャレンジだそうです。

息子の班は上手に焼けていて、美味しく試食をさせてもらいました。



今回の授業参観は、息子を見るというより、先生の動きを見ることを楽しみにしていました。小学校と進学塾という土俵の違いはあるものの、同じ指導者です。rambunctious な小学1年生をどのようにコントロールしているのか、とても楽しみでした。

授業を見学してまず感じたのは、想像していたのとは逆のやり方で、担任の先生が子供たちを制御していたことです。小学1年生は、数分のうちに落ち着きがなくなり、しゃべりだしてガヤガヤしてきます。

授業中、先生は意図的に小さい声で全体に話しをしているように感じました。これは、子供たちに耳を傾けさせようという工夫でしょう。先生は3週間前のPTA作業の時は、大声を張り上げていましたから・・・。

そして、何事に対しても子供たちに常に考えさせ、彼らなりにの結論を尊重し、試してみる。そこには、論理的思考の発達を願っている先生の姿勢が感じられました。

授業参観も、見方を変えるといろいろな発見があります。あらゆる所に、私自身の指導に生かせるチャンスが転がっています。常に学ぶ姿勢を忘れずに、様々なことを吸収していきたいと思います。


コメント
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