英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

苦手意識の払拭

2011年04月08日 | 指導現場にて
昨日から新学期が始まり、私が勤務する塾でもいつもどおりの日常が戻ってきました。

この4月から高1になって初めて指導に携わる生徒も少なくありません。大学入試に向けて本格的な受験英語に触れる彼らですが、“難しい”というイメージを持たせないように、生徒それぞれの実力に応じて、指導の引き出しを変える必要があります。

こんなときいつも思い出す一冊があります。

銀行員時代、預金知識の習得はスムーズにいきましたが、融資業務は難しいイメージがあり、銀行から与えられた規程等を読んでもなかなか全体像がつかめず、苦手意識は払拭できずにいました。

ところがある日、一冊の本に出会ったことで事態は好転していきました。

融資業務超入門
それまで読んだ融資関連の実務書は学術的で難しすぎてチンプンカンプンだったのですが、本著は語り口調で、しかも書籍上で取引先との実務をすすめていくかのように書かれています。

そして、「1坪は畳2枚分」とか「『徴求』『直近』は広辞苑に載っておらず、業界用語」など雑学的なこともさりげなく述べられていて、いつのまにか私の座右の書になっていました。

本著を読んで以来、融資に対してアレルギーがなくなり、事業性・消費性融資のどちらにも積極的に取り組めるようになったのです。

この4月から大学受験英語に本格的に取り組み始める生徒たちにも、本著のようなスタイルでアプローチし、大学合格への絶好のスタートを切らしてあげたいです。


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