英語力の分岐点

今日から2017年度のスタートです。いいスタートを切るために、春休み中に新年度最初のテストに向けて勉強に力を注ぐ生徒も多く、みな自習に来て頑張っています。

中学生は学年が改まると、学力差が少しずつ表面化してジワリと差が開き、気づいたときには１年前では考えられないような点数を取ってしまっていることも多いです。

中学３年以降、英語ができなくなる生徒の共通点を挙げておきます。特に中１・２の生徒で以下の点に一つでも当てはまると、英語がズルズルとできなくなってしまいます。

１．音読がままならない。
２．be動詞と一般動詞を混同している。
３．人称代名詞の変化をスラスラ言えない。
４．英文を和訳する時、主語を曖昧にするなど、雰囲気で訳そうとする。

１．について。各学年最後のユニットにある長めの文章を音読させてみてください。単語を覚えることだけが英語の勉強だと勘違いして音読を疎かにしてきていませんか？

２．について。You are a student. と You play tennis. をそれぞれ疑問文にさせてみてください。正確にしかも瞬時にできますか？

３．人称代名詞のすべてを諳んじれますか。詰まってしまうようでは先が思いやられます。

４．主語と動詞をきちんととらえなければ、英語は一生できるようになりません。

さあ、間違った勉強法を修正し、気持ちも新たに新年度をスタートさせましょう。