英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

英語を読む際の脳内プロセス

2024年01月19日 | 指導現場にて

先日行われた大学入学共通テストの平均点中間集計が発表されましたが、英語(リーディング)は前年比-0.53点の53.28点となっています。

各予備校や「昨年より難化」と一様に言い、生徒たちに聞いても「難しかった」と異口同音の感想でした。確かに昨年より語数は増えたものの、私は、内容が難しくなったようには思わず、例年通りだと感じていたので、平均点もおよそそんな点数で落ちつきそうですね(^^)

共通テストの英語の出題形式については私を含めて反対意見が多いですが、それでも、英語の基本は「読む力」だと感じさせられます。返り読みせず、左から右へと英語の語順通りに正確な直読直解できる力が求められています。

安定した「読む力」を中心にした英語力は身につけるために、英単語をどれだけ覚えたって、問題集をどんなに解いたって、英語は出来るようにはなりません。要は、英文に触れた時、どのように思考を働かすか。英文と対峙しながら予測と修正を繰り返し、正しく英文が読めるようになる思考回路の構築こそが目指すべきゴールです。

楽に英語ができるようになる術なんてありませんが、確実に英語力を高める勉強法はあるわけです。高1・2生は早くそのことに気づき、来るべき大学受験に備えて、意識改革をしていきましょう。

 

その難解さで有名だった伊藤和夫著『英文解釈教室』。私は受験生時代に何度手にしても、挫折を繰り返しました。でも今では、『英文解釈教室』に書かれているすべてのプロセスが、英語を触れる際に自分の脳内で行われていることが分かります。

『英文解釈教室』を読み物として楽しむ

 

そんな風に英語が読める感覚とそこに至るためのプロセスを、授業を通して一人でも多くの英語学習者に伝えていくのが私の使命です。

 

pencil長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」へのお問い合わせはコチラ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 厳しくできない現実 | トップ | 律し、強くなる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

指導現場にて」カテゴリの最新記事