四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

フロンティア

2012年05月01日 | あやべ福祉フロンティア

 フロンティア本部事務局に新しい職員を採用した。フロンティア職員はこの12年の間に17名になり、今日から18名となった。

 今回の採用は初めて、本部事務局専属の事務職員を採用することになった。

 フロンティアの事業は、福祉運送、配食、病院介助、清山荘(運営部、食堂部)、サポステ、お助けフロンティアと多岐にわたっている。

 それぞれに担当役員や職員、ボランティアの方々がおられるので、それぞれの会計や事務が複雑に絡み合い、間違いも出るし、ロスもある。

 新しい人材を活用し、その点の改善を図っていきたいと思っている。

 清山荘で打ち合わせをして、食堂で《うどんセット》(400円)を食べた。うどんとミニおにぎりがつく。《おにぎりセット》(400円)はミニうどんとおにぎりがつきます。

 ぼちぼち営業を始めていますので、ぜひご利用ください。

 午後は、土木事務所長、森づくり推進室長にお越しいただいて、24年度予算の箇所付けの説明を受けた。

 夕方、綾部出身で分子生物学がご専門の大学教授にお出会いした。癌などの研究もしておられるそうだ。

 原発の安全性について、「日本人はもっと冷静になって、科学の力も信用するべきではないか」「福島県民の寿命は、これから先、きっと伸びていくと思います」とおっしゃっていた。

 「福島県民の寿命は、これから先、きっと伸びていくと思います」とおっしゃった意味は、「おそらく放射能を被曝した住民、特に子どもたちの健康に関する今後の追跡調査は大規模に行われるはず。この中で放射能とは関係ない様々な疾病も見つかる可能性が多くなるはずですので、他地域の住民より統計的に長生きできるのではないか」ということだそうだ。

 一定程度の放射線を当てることによって、逆に抵抗力などが増すという「ホルミシス効果」という実験結果もあるようだが、もちろん、それによって寿命がのびるという意味ではない。

 「ホルミシス効果」は科学的に実証された効果ですが、あくまで実験動物を使った実験での結果です(ヒトを使ったこのような実験はできません)ので、ヒトについて証明されたわけではありません。 

 ただ、チェルノブイリ、広島、長崎などの検証の結果では、1mシーベルト以下の低線量放射線によって、癌などの病気が増えたという統計的な事実はないそうだ。

 これらの事実から、少なくとも福島の人達に健康被害はないだろうと予測されるそうだ。

 夜は、水源ファミフェスフリマ部会を開催していただいた。フリマは20ブースほどが集まったようです。


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