朝7時、並松町ソフトボールチームの早朝練習へ行く。
出口兄弟、村木伸ちゃん、四方親子の5名だけだったが、軽いフリーバッティングとノックで汗を流す。
9時40分から、綾部小学校の日曜参観に行き、小源太の授業を受ける姿を初めて見た。頑張って手を挙げていた。
10時半からは、氏子である熊野新宮神社の藤祭に参拝。
毎年、藤祭とあわせて氏子総会があるのだが、次の予定があったので、祭典だけ出席させていただいた。
午後は、成美大学で開催された《京都北部地域・大学連携機構》の設立シンポジウムに出席した。
機構の理事長である富野暉一郎龍谷大学教授の挨拶の後、山田啓二知事が「京都北部地域・大学連携機構に期待する役割」について、基調講演された。
すでに進められているパイロットプロジェクトの説明の後、吉本興業の《全国住みますプロジェクト》で、京都府に住んでいるタナからイケダという若い芸人さんが登場した。
よく考えれば、落語家の桂三扇さんは、まさに《住みますプロジェクト》を10数年前から実践しておられた先駆者なんだなあと思った。
福知山に暮らしながら、大阪に通い、綾部でもFMいかるのパーソナリティをして、《ふくち寄席》《あやべ寄席》《あやべ温泉寄席》などの活動で、中丹に落語文化を根付かせる活動に務められている。
吉本興業所属でもあるので、吉本興業はもっとこういう先駆者を評価しなければ、地に足の着いた事業にはならないんではないだろうか、と二人の漫談を聴きながら感じた。
結論的には、地域おこしは“人おこし”であり、地元の人間が頑張らなければならない。
京都北部で事業の企画に携われる議員や公務員はもっと主体的に、いろんな制約を自分で勝手に作らずに、率先して地域に入って活動しなければならないのだろう。
そういう地元でつくった基盤の上に、新たに生まれたこの機構を媒介役にして、大学教授や大学生という新たな企画力を持ったパワーを加えることで、地域課題の解決につなげられるよう、しっかり連携をしていきたいと思った。