四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

井上重典先生の叙勲祝賀会

2024年01月14日 | 議員活動

 14日㈰11時半から福知山市のロイヤルヒル福知山にて、同期の京都府議であった井上重典先生の叙勲祝賀会に出席した。

 最初発起人代表である杉山金三元福知山市議が挨拶され、京都府副知事、福知山市長、国会議員、自民党府議団代表幹事が順番に挨拶された。

 私も来賓挨拶の最後に、井上先生と同期当選である隣りの市の府議としての立場でお祝いの挨拶をした。

 井上先生と最初に会ったのは2009年、自民党が大敗して下野した衆院選の谷垣禎一先生の選挙事務所であり、当時、私は落選中で谷垣禎一事務所で秘書をしていた。井上先生は選対の総務部長だったと思う。

 あの選挙は大変厳しく、谷垣先生も数千票差での薄氷の勝利だった。選挙戦の最後の最後、井上先生を中心とする福知山市議の皆さんが自らの携帯電話で電話を相当かけられ、その踏ん張りで谷垣先生が選挙区で勝利し、その後、自民党総裁になられたことが、今の自民党政権につながっていると思う。

 歴史に「もし」があるとすれば、あの時の福知山市議の皆さんの踏ん張りがなければ、歴史は変わっていたかもしれない。

 府議になってから、井上先生が常に名前を出されていた政治家は芦田均元総理。芦田元総理は井上先生と地元が全く同じ、郷里の大先輩にあたる方で、国道9号線を作る際、説明に来た建設省の官僚に「君たち、僕のふるさとを知ってるの?」と芦田総理がおっしゃったというお話は何度も聴いた。だから、9号線は自分の地元を走っているんだ、と。

 その話をした後には「政治家はどれだけ地元のために働けるかが大事。かつ仕事は形として残さなければならない」とおっしゃっていた。

 井上先生には、私が本会議や予算委員会等で質問に立つ際には後ろから「ゲンちゃん、(北部の声を)押し込んでいけよ!」と激励していただいていたが、今は引退され寂しく感じている。

 これからもお元気で、また幾度も飲んでお話を聴かせていただきたい。


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