17日㈬、朝8時前に事務所を出て京都へ。10時から京都府議会 文化生活・教育常任委員会の管内視察に参加した。
最初は北区にある府立清明高校(越野泰徳校長)へ。昼間定時制の普通科、単位制の学校として、最近、受験倍率が2倍近くになるなど人気が出てきている。
昨秋、北海道札幌市で札幌市立札幌開成中等教育学校という中高一貫の学校を視察したが、そこと同じような自由な学校づくりが行われていた。
清明高校は中学時代、不登校だった生徒も数多く通っているが、そう行った子でも大半が登校できているそうだ。
大学での授業に近い、こうしたフレックス型の高校が他の全日制高校にも広がった方が良いか?また広げられるか?と質問したところ、越野校長は「広げた方が良いし、広げられる」とおっしゃっていた。
高校だけでなく、中学校でもいずれこういったスタイルが当たり前となるだろう。清明高校は校長先生のリーダーシップで、運営方針が明確な良い学校づくりがなされていた。
精神的に弱い子も多く通っているため、チルスペースやカームダウンスペースという一人になったり、精神を落ち着ける場所も用意してあった。
午後は北区と左京区にまたがる京都府立植物園(戸部博園長)へ。
100周年を迎えた植物園の老朽化したバックヤードなど、改良が必要な施設や今後の運営についての説明を受けた後、園内を見学した。
視察の中心はバックヤードなど、一般のお客さんとは違うところを多く回った。
視察後は綾部に戻り、17時半からあやテラスにて、綾部青年会議所(上畑隆昭理事長)の新年例会に出席した。
若い皆さんの存在感のある活動に期待しています!