八雲を後にして、N夫妻の友人で、長万部で以前牧場を経営されていたご夫婦をお訪ねしました。
到着してまず、驚いたことは、N夫妻から聞いていた旧牧舎の蔦の紅葉です。大きな牧舎いっぱいにツタが広がり、青空に燃えるような色になっていました。しかもこの蔦は1本から広がっているのだと聞き、驚いてしまいました。
太平洋を望む広々とした丘の上で、ガチョウを飼い、驢馬とポニーを育て、犬と猫、ウコッケイが居て、のんびりと贅沢ではないけれど優雅な生活を送っていらっしゃいました。
感心させられたのは、自然木や廃材などを利用して、素敵な家具や植木鉢などを作っていらっしゃることでした。
ピザ釜まで作って、数々のアイデア作品が並び、素敵な空間になっていました。
古い船の植木鉢に植えられていたルバーフをたくさんいただいて帰りました。私は初めて見たのですが、茎が赤いルバーフは砂糖と煮て、ジャムを作ることができます。
パソコンで検索してジャムの作り方を調べて、ストーブの上で弱火で煮ましたが、柔らかくて40分ほどでジャムが出来上がりました。レモンを入れると甘酸っぱさが軽減されて、良い味です。200gほど別にして、ブルベリーと一緒にジャムを作ったところ、良い色あいの更に美味しいジャムになりました。 ケーキなどにも利用できそうです。