定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

鮭の寒干し

2015-12-10 07:06:52 | 料理関連

 12月8日、初滑りの後、友人のN夫妻に誘われて寿都方面にドライブしてきました。N夫妻も写真を趣味にしていらっしゃいます。

   

   寿都の海岸に行った目的の一つは「鮭の寒干し」の写真を撮ることでした。日本海の海に向かって大きなやぐらが建ててあり、たくさんの鮭の寒干しが並んでいました。

   

   小さく見えますが、かなり大きな鮭です。生の鮭に塩をした後に重しをして木樽で熟成させ、その後、浜の寒風にあてて寒干しをするのだそうです。

   

   この寒干し、お店に売られているのを見ると5000円から1万円以上のかなり高価な値段がついていました。昔から冬の間の貴重なタンパク源になっているのでしょう。

   

   切り身にしたもの「鮭寿」を買ってみました。650円也で、高価です。普通の塩鮭では味わえない絶妙な旨味があるそうです。

   

  こちらは泊村で見つけた「鮭とば」です。秋鮭を半見に下ろして、皮つきのまま縦に細く切り、海水で洗い、潮風にあてて干したものです。干し方によって硬さが異なるようですが、お酒のおつまみには最高のおもてなしになります。

   

  海の方を見ると、遠く積丹本島の雪山が見え、灯台の手前には白いかもめが一列に並んでいました。

   

   さすがに日本海らしく、白い海しぶきがたって荒波でした。

   

   岩波の方へ戻る途中、雷電岬の先端部に垂直に尖った弁慶の刀掛岩が見えていました。弁慶が刀を置くためにつくった岩という伝説があります。このあたりは夕日の景色が素晴らしいそうです。

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2 コメント

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豪快な鮭の寒干し風景 (のんスケ)
2015-12-10 12:29:19
 あんなに大きな櫓を組んで、寒干しされるんですね。何とも豪快ですネ!
 
 寒干しの櫓の豪快さに、冬の日本海の荒波がよく似合っている感じ…。
 豆粒みたいに居並ぶカモメも弁慶の刀掛岩も、面白く見させていただきました。弁慶の刀掛岩の夕日の情景は、確かに素晴らしいでしょうね!
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のんスケさんへ (じゅん)
2015-12-10 19:25:06
 私も今回初めてみました。いかにも日本海の寒風にさらされて作られたもの…という感じです。このあたりは弁慶が逃げて行きついた所という伝説があるのです。
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