現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

語り口で人格が判る

2012-05-09 16:51:37 | 虚無僧日記
ノンフィクション作家「保坂正康」氏の言。
「理想とする男性の老年期の条件」

①社会的地位や名声を 自分の価値と錯覚しない
②身ぎれいな服装をする
③きれいな言葉を使う。若い人に対しても
 ぞんざいな口をきかない。
④コーヒー代一杯でも お金の貸し借りはしない。
 (一事が万事で、ルーズになりがちだから)
⑤人の嫌がることは言わない
⑥趣味やコレクションなど、自分の“贅沢”を持つ。

今を誠実に生きている人は、10年後の品格を作っている。
自分の人生の責任は 自らが負うしかない、と心しよう。

(『倫風』6月号より)
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①②④⑤そして⑥は クリヤーしていると思います。
③の「言葉づがい」が できていない私です。
私より年上のお弟子さんについ「そうだよ」なんて
言ってしまうことがあります。年配の方にはもちろん、
コンビ二の若い店員さんにも「お願いします」と
言えるように努力します。

10年後の品格を作るために、言葉遣いは丁寧にします。
(?? なんか ぎこちない)


レンタル「虚無僧道具」

2012-05-09 14:20:07 | 虚無僧日記
昭和30年頃の話だろうか。四国に行くと、
貸衣装屋があって「お遍路」さんの装束の
他に「乞食」や「虚無僧」の装束まで貸して
いたそうだ。

「乞食」や「虚無僧」の格好で周れば、
施しをいただけ、タダで 四国遍路ができる
というわけ。

「乞食」の格好だと、布施は5円だが、
「虚無僧」の格好だと50円くらいは いただける
というので、1000円で「虚無僧」の衣装を
借りて周る人もいたとか。

しかし、にわか虚無僧では尺八は吹けない。
それで「『一曲お願いします』と言って、
よく からかったものだ」と、古老の弁。

ところで「虚無僧」は江戸時代以前は「薦僧
(こもそう)」だった。「乞食」も「虚無僧」も
「菰(こも)」を背負っているから「おこもさん」
と同義で呼ばれる。同類だったのだ。

「レンタ猫」の発想で、失業者のために
「虚無僧・連太郎(レンタロウ)」という商売
始めるか。


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一世帯当たりの電気料金

2012-05-09 09:08:07 | 社会問題
原発が止まって、この夏は電気が不足するとか。
節電に努めなければなるまい。
ところで、一世帯当たり どのくらい電気
使っているのだろうか。そんな質問がネットに
あった。
なんと、一世帯平均「3,500円」だという。

私は一人住まいなのに、月7千円から、夏冬の
ピーク時で1万7千円も使っている。平均の
2倍から5倍。とんでもない 国賊だ。

たしかに、よその家は、夜でも窓は暗く、ひっそりと
生活している。外から見ると、私の部屋だけ、
一晩中 煌々と電気が付いている。

4部屋に蛍光灯が 16本もついているのを 半分
はずすことにした。

幸か不幸か、「24時間風呂」が壊れた。

2台あるエアコンの1台も、リモコンが使え
なくなり、冷暖房の切り替えができなくなった。

というわけで、これからは 3,500円に挑戦
するべい。


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映画『レンタ猫』

2012-05-09 03:57:18 | テレビ・映画・芸能人
「レンタぁ~ねこ。レンタ~ねこ。ねこねこ」と、
青竹屋か豆腐屋のように、リヤカーに猫を乗せて
ハンドマイクで呼びかける主人公「サヨコ」。

そんな映画『レンタ猫』が5月に封切られる。

「猫のレンタル屋」を始めたサヨコと 猫を
「貸してください」と寄ってくるお客たちとの
心の交流を描く異色の映画。

監督は『かもめ食堂』や『トイレット』で人気を
博した「荻上直子」。主人公のサヨコを演じるのは
『東京オアシス』などで 独特の存在感を放つ「市川
実日子」。猫を借りる“お客”を 草村礼子や光石研ら
実力派俳優が演じる。

「寂しい人に猫貸します」「埋めてください 心の中の
寂しい穴。この仔が埋めてくれます」「寂しいなんて、
絶対いけません」。ボーイッシュな女性を演じる
「市川実日子」が不思議な空気を醸し出している。


ところで、猫って住処に戻る習性があるから、すぐ
逃げ出すのでは?などと余計な気づかれをする私。

猫より「レンタ・パパ」「レンタ・ベビー」
「レンタ 妻」「レンタ 花嫁」も ビジネスになる
素地はありそう などと思うのは 私だけ?


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「猫カフェ」

2012-05-09 00:53:21 | 虚無僧日記
個人営業のカラオケ店で、受付のフロアーで猫を
何匹か飼っているところがあった。人に慣れている
というより、触られても抱かれても悠然としている
“ふてぶてしさ” が また良かった。

しかし、店主も飼い猫に似て無愛想で感じ悪く、
客足が遠のき つぶれた。

名古屋にも「猫カフェ(猫喫茶)」というのができた。
普通、飲食店は「ペット入店禁止」だが、そこは、
店の中で何匹かの猫を飼っている。猫嫌いの人、
猫アレルギーの人は入れない。

現在のところ、飲食店に動物を置くことに関しての
法令は特に定められておらず、自治体が定めている
「営業許可基準」を満たしていれば開業できるが、
猫を営業の目玉にしている場合は、「動物取扱業の
登録免許」が必要とのこと。それが無いと違法営業
になる。

猫が好きで、いろんな個性のある猫と遊びたいと
通う人もいれば、自宅で猫を飼うことができないので、
猫と触れ合って癒されたいという男性ひとり客も
多いとのこと。

私も関心はあるが、まだ入る勇気はない。


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