現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

島津亜矢が「山本八重」を

2012-05-11 22:11:25 | 虚無僧日記
「御園座のさよなら公演」として、明日5月12日から
27日まで「島津亜矢の初座長公演」です。出し物は
なんと「会津のジャンヌダルク・山本八重」というの
ですから、もう興奮度100%です。

「山本八重」は、同志社大学の創設者「新島 襄」の夫人
になった人で、会津戦争の時、女だてらに銃をとり、
砲兵隊を指揮して戦ったという“会津の女傑”でした。

来年(平成25年)NHK大河ドラマで取り上げられる
のに先がけて、「御園座」で「島津亜矢」が演じます。

NHKでは「綾瀬はるか」さんが演じるそうですが、
米俵をかつぎあげたという女傑のイメージとはほど
遠いですね。

「島津亜矢」さんは、中日新聞のインタビューで、
「自分のイメージにピッタリな歴史上の人物は?」と
スタッフと協議したら、満場一致で「山本八重」に
決ったとのことです。たしかに「山本八重」は小太り
でしたから「島津亜矢」さんに似ています。

「島津」「熊本出身」と聞くと、会津人としては
“ムムムムム”となるのですが、ま、そんなことは
気にせず、多いに期待しましょう。


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詩吟入り『白虎隊』

2012-05-11 21:40:02 | 虚無僧日記
You-tubeで『白虎隊』の歌を検索したら3件ありました。
島津亜矢」さんと「石原洵子」さん。昨日、名古屋で
お二人共演の歌謡ショーがあったばかり。お二人の声量も
さることながら、お客を惹きつける歌い方、さすが当代
人気の歌い手と感動いたしました。

「石原洵子」さんは 父君が詩吟の家元ですので、子供の頃
から鍛えられたとか、詩吟界の人でも真似できない独特の
節回しには 聞きほれます。

ところがところが もう一人、「巻田心優」とおっしゃる方の
発表会のビデオでしょうか、「詩吟は初めて」と言われるの
ですが、プロも顔負け、歌も詩吟も圧巻でした。

コメントも多数寄せられています。「すばらしい!」
「これなら詩吟も後世に伝えられる」と、詩吟の素人さんが、
詩吟の宗家より上手に吟じられる。「どういうことですか!」
「そういうことです」(「綾小路きみまろ」のノリ)

私も来月詩吟のコンクールに出場します。多いに勉強に
なりました。


「島津亜矢」さんは「御園座」で「会津のジャンヌダルク・
山本八重」を演じます。



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仲代圭吾の「百万本のバラ」

2012-05-11 20:49:49 | 虚無僧日記
今日(5/11) シャンソンの歌手の方と仕事をしてきました。

『百万本のバラ』はシャンソンかと思っていましたら、
ロシア民謡だそうです。「加藤登紀子」さんの持ち歌で
よく知られていますが、「仲代圭吾の『百万本のバラ』」は 泣けました。「仲代圭吾」さんって、
私も知りませんでしたが、映画俳優の「仲代達也」さんの
弟さんだそうです。

You-tubeでアップされていました。テレビで放映された映像でしょうか。あの歌は、
“ダンサーに恋をした画家”の心を歌っているの
ですから、女性の加藤登紀子さんではリアリティがなく、
全然泣けませんでした。
「仲代圭吾」さんの、あのシャイな歌い方でこそ
心打つものがあります。


「百万本のバラ」。
  作詞:A・ヴォズネセンスキ
  作曲:R・パウルス
  訳詞:松山善三

1)信じてくれますか 一人の若者が
 小さな家を売り バラを買いました
 信じてくれますか 嘘だと思うでしょう
 町じゅうのバラを あなたに贈るなんて
 バラを バラを バラをください
 ありったけのバラをください
 あなたの好きなバラの花で
 あなたを あなたを あなたを包みたい
 バラを バラを バラをください
 百万本のバラをください
 ぼくの ぼくの ぼくのこの命
 あなたに あなたに あなたに捧げたい

2)貧しい絵描きのぼくに できるのはひとつ
 何もかもすてて あなたを想うこと
 誰も知らない 心の囁きを
 花びらにそえて あなたに贈りたい
 バラを バラを バラをください
 ありったけのバラをください
 あなたの好きなバラの花で
 あなたを あなたを あなたを包みたい
 バラを バラを バラをください
 百万本のバラをください
 ぼくの ぼくの ぼくのこの命
 あなたに あなたに あなたに捧げたい

3)出会いは短く あなたはもういない
 あなたは踊り子 街からまた街へ
 夜汽車の窓辺で あなたは思うだろう
 見えない愛の火が この世にあるのだと
 くるくる くるくる くるくるまわる
 真っ赤なサテンのトゥシューズ
 残った僕の熱い心には
 甘い思い出 涙のしずく
 バラを バラを バラをください
 ありったけのバラをください
 あなたの好きなバラの花で
 あなたを あなたを あなたを包みたい

*バラを バラを バラをください
 百万本のバラをください
 ぼくの ぼくの ぼくのこの命
 あなたに あなたに あなたに捧げたい


尺八で吹く「百万本のバラ」はこちら


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鉛筆画の「木下晋」

2012-05-11 20:12:34 | 虚無僧日記
ゴゼの「小林ハル」さんの鬼気迫るド迫力の肖像画
ご存知でしょうか。「木下晋(すすむ)」さんという
画家が鉛筆だけで描いた大作です。

「木下晋」さんてどんな方かと思っていましたら、今日
5/11 中日新聞 夕刊「あの人に迫る」で大きく取り上げ
られていました。

なんと、昭和22年(1947年)生まれですから私と同学年。
彼の人生も壮絶。両親の夫婦喧嘩が絶えず、その度に
母親が家出します。「晋(すすむ)」君も小学校に上がる前に
母親につれられて家を出たのですが、富山から奈良まで
無銭で、全部徒歩。農家の手伝いをして おにきりを
貰ったりしての放浪の旅だったといいます。

まさに『砂の器』、虚無僧の私と同じではないですか。

そんな体験が、ゴゼの「小林ハル」さんの心の底を
見つめる目と、心を描き出す類稀なる才能が培われた
のだと思います。

「木下晋」氏の描く世界を、ぜひネットで見てください。


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