たかさんがブログに面白いと載せていたので読んでみる。
「新青年」昭和14年1月号に発表された作品らしい。
ということは、日中戦争は泥沼化しつつあり、あと2年ちょっとで真珠湾攻撃となるから、とても大変な時代だろうが…大阪圭吉らしい、カラッとした明るい話。ホームズの「赤毛連盟」を思い出した。
東京駅の赤帽・伝さんは、東海道線のプラットホームを職場にしていた。そのうち、奇妙な客がいる事に気がつく。
毎日1人ずつ、違う女性が、東京駅に午後3時に着く急行列車の前から3輌めの3等車から降りてくるのだ。
しかも、その女性客には、1人の人の良さそうな同じ男が出迎えに来ていて、その出迎え男に持たせる手荷物には、決まって赤インキで筆太に『三』の字を書いた荷札が付いている。
理由を知りたい伝さんは、ある日、その出迎え男に話しかける。すると、その男はその理由としてハートウオーミングな話を語り始める。
もちろん、その心温まる話は嘘っぱちなのだが、じゃあ、どういった解釈が成り立つかというと…。
これは、問題編と解答編に分けて、解答編を一般公募すると面白かったかもしれない。 実に、色々な解答が出てくるだろうね。
大阪圭吉の解答は、なかなか意表をついた面白い話です。
なるほど!こういった解釈が成り立つんだ!!!
「新青年」昭和14年1月号に発表された作品らしい。
ということは、日中戦争は泥沼化しつつあり、あと2年ちょっとで真珠湾攻撃となるから、とても大変な時代だろうが…大阪圭吉らしい、カラッとした明るい話。ホームズの「赤毛連盟」を思い出した。
東京駅の赤帽・伝さんは、東海道線のプラットホームを職場にしていた。そのうち、奇妙な客がいる事に気がつく。
毎日1人ずつ、違う女性が、東京駅に午後3時に着く急行列車の前から3輌めの3等車から降りてくるのだ。
しかも、その女性客には、1人の人の良さそうな同じ男が出迎えに来ていて、その出迎え男に持たせる手荷物には、決まって赤インキで筆太に『三』の字を書いた荷札が付いている。
理由を知りたい伝さんは、ある日、その出迎え男に話しかける。すると、その男はその理由としてハートウオーミングな話を語り始める。
もちろん、その心温まる話は嘘っぱちなのだが、じゃあ、どういった解釈が成り立つかというと…。
これは、問題編と解答編に分けて、解答編を一般公募すると面白かったかもしれない。 実に、色々な解答が出てくるだろうね。
大阪圭吉の解答は、なかなか意表をついた面白い話です。
なるほど!こういった解釈が成り立つんだ!!!
楽しまれた様でよかったです!(^○^) ボクは、圭吉作品には甘いんですよ(笑)。
先日、朝刊を読んでいたら、県内版に大阪圭吉の事が載っていました。
今年で生誕100年なんだってね。ご子息がインタビューを受けてました。
でも、まだ小さかっただろうね。
そんな、メジャーな作家さんでもないのにね(^^;。
そういえば、江戸川乱歩も愛知県の出身だったけ。
中学時代から、愛知だったかな、確か。
小酒井不木も愛知かな?