日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

チョコの準備はお済?

2005-02-11 19:18:42 | トレンド
来週月曜日は、St.ヴァレンタインデー。
今日からの三連休で、「チョコレート買い」に奔走する女性も多いのでしょうか?

実は昨日、デパ地下でチョコレートの試食をして来ました。
いわゆる洋菓子メーカーさんのチョコレートだけではなく、街のケーキ屋さんが作る「チョコレートケーキ」等もありました。
どれも美味しかったです。
いくつか見てまわったところ、今年の流行が見えていました。
どうやら、「山椒」「柚」「一味唐辛子」といった「和のスパイス」、「桜の塩漬け」などの和菓子の素材、抹茶だけではなく「ほうじ茶味」等「和テイスト」が目に付きました。
まぁ、これまでになかった味覚のモノですから、目だって当然なのですが・・・。

ここ名古屋では、以前から「期間限定 えびせんのチョコレートがけ」という商品が。この季節に登場します。
もちろん作っているのは、えびせんの老舗店です。
他にも全国発売されている「柿の種のチョコレートがけ」や「あられのチョコレートがけ」といった、[和の辛味+チョコレート」という商品もあります。
ここまでくると、ベルギーやスイス、フランスなど本場のチョコレート菓子とは、「似て非なるもの」ですね。
しかし日本の男性、特に中年以上の方はチョコレートを食べる方は余り多くないようですね。
以前、私も「義理チョコ」ならぬ「義理あられ」を職場で、配ったことがあります。
このような、潜在需要を見つけて商品化するのも、日本人らしい「柔軟性のある発想力」でしょう。

もうひとつ、流行の傾向として「義理より本命。人にあげるより、頑張る自分」だとか。
そもそも、「女性から男性へ愛の告白」というヴァレンタインの習慣は、日本だけのもの。
まして「義理チョコ」は、「職場のコミュニケーションツール」。
今のように、職場で義理を果たす必要がなければ廃れるのも、当然でしょう。

「ゴディバ」「ノイハウス」「デメル」といった、ヨーロッパの有名チョコレートを用意しますか?
それとも有名ショコラティエのチョコレートでしょうか?
最近では、なかなか高級チョコを扱うようになった、コンビニエンスストアーのチョコも侮れません。
さぁ、どれにしましょう?
折角美味しいチョコレートを用意したなら、丁寧に入れたコーヒーと一緒に頂くと、より一層美味しくいただけるようです。