日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

お礼

2005-02-21 23:43:22 | アラカルト
このブログを始めたのが、昨年の11月20日ごろでした。
それから、地味に地味に綴ってきています。
時折、コメントやトラックバックをいただけるようになり、「いろいろな方が見られているんだな~」と感謝したり、反省をしたりを繰り返しています。

お礼が遅くなりましたが、「時代の移り変り」にコメントを下さった「大澤遼」さん、ありがとうございました。
コメントを拝読させて頂いたとき、幅広い趣味をお持ちの方のように推察いたしました。
レーザーディスクが発売されたのは、20年くらい前になりますね。
当時は「絵の出るレコード」と言われていたように思います。
結局、市場的にはカセット式のカラオケの代替品として「きれいなおねいさん」のいるスナックでの需要が殆どで、一般家庭には余り普及しなかったように思います。
もちろん、画像や音質の良さで映画ファンには、とても魅力的な商品だったのですが・・・。
録画と言う点が問題だったように思います。
そして「ソニー」さんですが、実はβマックスを持っていました(爆)。
画質などは良かったのですが、「レンタルビデオ店に行ってもソフトが殆ど無い」というのが、ネックでしたね。
トリニトロンもありました。
トリニトロンの「タコの赤ちゃん」というCMも好きでしたし・・・。
現在使っているPCは、VAIOです。
別にソニー好きと言う訳ではないのですが、「ソニー」というブランド力の凄さは感じています。
すっかりiPodに市場を奪われた「携帯音楽機器」ですが、ここにきて「携帯電話」にその機能を持たせると言う機種も登場してきました。
まぁ、1000曲以上のダウンロードは無理でしょうけど、その日の気分で着替えるように音楽を聴く層にとっては、iPodよりも便利かも知れません。
固定電話についてのコメントも、とても意味が深く、専門的な視野に立たれているような感じがいたしました。
いずれ、「音声・文字・映像」がひとつの情報となって、無線によって「いつでも、どこでも、自由に気軽に、安価に」という時代がやってくるでしょうね。
その時、どれだけの情報を取捨選択する力があるのか?ということが、私たちに求められるような気がします。

マーケティングの大切なことは、様々な人から頂くお話からどれだけ自分の発想を広げられるのか?ということです。そういった意味で、皆さんから頂くコメントはとても刺激的であり、感謝の気持ちで一杯です。

まだまだ、勉強足らずだということを実感しながら、皆さんから一杯刺激を受けたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。

イメージと現実-高校球児-

2005-02-21 12:14:35 | スポーツ
今日のスポーツ新聞のWEB版のトップは、日本ハムに入団したダルビッシュ有選手の「パチンコ店での喫煙」のようですね。
彼は以前も、写真週刊誌に掲載されていたと思います。
そして、今回のパチンコ店へは「先輩選手と一緒に行った」ということのようです。
と言うことは、その先輩選手も注意の対象だと思うのですが・・・。

それにしても、どうして「高校球児」というだけで「品行方正」「健やか」「健全」と言うような、イメージがあるのでしょう?
高野連が「茶髪禁止」という通達をしたのは、昨年の暮でした。
でも「今更何?」という印象をもった人は、少なくなかったと思います。
現実は違うのに・・・。
20数年前、田舎の文武両道校の生徒(と勝手に周囲が言っていた)だった私にとっては「高校球児」のイメージと、現実の彼等の姿のギャップに驚くよりも、周囲の気遣いに驚いたことがあります。
彼等は「当校の名誉を掛けている生徒」という、一種の特別扱いをされる存在でした。
当時でも、喫煙をしたり飲酒をする高校球児は、普通にいたのです。
パチンコ店は、田舎過ぎて無かったので分かりませんが、麻雀くらいはやっていたと思います。
まぁ、それを周囲がもみ消していたと言う事実もありますけど。
そして、そんなことは生徒の殆どは知っていたし、だからと言って騒ぐこともありませんでした。

それから20年以上経っても「品行方正」「健全」等ということを、特定のスポーツをする選手達に求めるのは、おかしいのではないでしょうか?
彼等も、ユニフォームを脱いでしまえば、どこにでもいる普通の高校生なのです。
むしろ、ある意味優遇されている生徒ですから「世間知らずのワガママ坊」であったりするのです。

「高校球児」というフレームが外れた時、初めて社会と対峙するとそのギャップが大きいのではないでしょうか?
今年に入ってから、大学のスポーツ部の学生による不祥事がいくつかありました。
高校生の頃は、周囲からちやほやされる存在であっても、大学に上がれば同一レベル以上の選手ばかり。
自分と同じような生徒が入学してくるのですから、誰もちやほやしてくれる訳でもありませんし、高校生の頃のように守ってくれる人もいません。
過度な良いイメージが、彼等自身、本当の姿を見失わせているように思うのです。
それは、メディアを含め周囲の大人たちも同じでしょう。

もうひとつ、楽天に入団した一場選手の時も思いましたが、ダリビッシュ選手も「手入れをしすぎた眉」ですね。
あれでは、何をいっても「作りモノ」の言葉にしか聞こえません。
「知性を現す眉」とは言いますが、「作りモノの知性」では信頼を得ることができないと言うことも、周囲の大人は教えてあげて欲しいですね。