日々是マーケティング

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どうする、NHK

2005-02-03 22:31:38 | アラカルト
今日の夕方にUpされた、全国紙のWEB版に「貸しテレビ業者受信料拒否」という記事が出ています。
「貸しテレビ」と聞いて「何の事?」と思ったのですが、今回の受信料拒否を決めた業者さんは病院の入院患者さんに対して、貸し出しをしている業者さんのようです。
実際、入院経験がなかったので病院でのそのようなシステムを知らなかったのですが、今回のことをきっかけとして、ビジネスホテルなどに納入している業差さんも追従してくるような気がします。

今回の「貸しテレビ受信料拒否」ということで、改めて思ったことは「NHKって『放送法』を盾に受信料をイロイロなところから徴収している」ということです。
受信料拒否の最大の理由は、「利用者が、自宅で既に支払っているのに病院での視聴でも受信料を取るのは、受信料の二重払い」ということのようです。
でも、「放送法」では「受信受像機が設置してある」ということが受信料の根拠となっているのです。
ということは・・・本来であれば1世帯に複数のテレビがあれば、その数だけ受信料を支払わなくてはいけない。ということにもなってしまいます。
実際、そのようなことはできませんから1世帯1受信料ということになっているのです(これは、過去延々と繰り広げてきた受信料拒否問答で、確認したことです)。
もうひとつは、「放送法」ができた頃は「1世帯1台しかテレビが設置」という仮定?想定?だったということも、考えられます。
今では、携帯電話でもテレビを見ることができます。
「法律も、時代に合わせた内容に変えていく必要がある。」ということでしょう。

事の発端は「番組プロデューサーの詐欺事件」だったのですが、どうやら「受信料徴収の基本である『放送法』のあり方」にまで、発展していきそうです。

ところで「義経」って、ご覧になっています?
NHKの作る番組で、一番お金を掛けているともいわれている番組のひとつですが・・・。