日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

原理主義とテロ

2005-07-22 20:46:16 | 徒然
昨日のエントリー「夏だ!ビールだ!!」にTBをいただいた、お気軽コンボのでし丸さん、郷秋<Gauche>の独り言Gsuche7さん、ありがとうございました。コメントをくださったKNTYさん、ありがとうございます。
でし丸さんが、指摘されているように「あえて店頭商品を減らして、業務用にまわすことによって市場的危機感を煽る」という、方法はありますね。
だいぶ前でしたが、お菓子などで話題になったことがありました。
「食品分野のノーベル賞」とも言われる名誉ある賞を受賞した。となると、「飲んでみたい!!」という気になります。

昨夜、ロンドンで再び爆破テロがあった。
今回は、規模も小さく、爆弾そのものの性能が高くなかったために、被害も少なかったようだ。
このような事件があると、本当に悲しくなる。
イギリスでのテロ活動と言うと、IRAなどを思い浮かべてしまうのは、世代だからだろうか?
実は、「無差別型テロ」が現実に実行された最初の国は、日本だと言われている。
オウム真理教が引き起こした「地下鉄サリン事件」だ。
この事件をきっかけに「不特定多数の人たちが集まる場所でテロを起こすことが、社会不安を引き起こし、政治的、経済的に打撃を与える手段」だと言う認識が広まったと言う。
引き起こした、団体も宗教団体という点では、不気味な一致がある。
しかし、日本では異様な宗教団体が引き起こした、事件として片付けられている。
その背景には、日本人独特の「宗教観」があるような気がしている。

2週間前の爆破テロだけではなく、9.11WTS爆破テロ、イスラム諸国で頻繁に起きている「自爆テロ」等の背景にあるのは「イスラム原理主義」だと再三指摘されている。
「原理主義」というのは「キリスト教原理主義」を指す言葉なのだが、いまや「原理主義=イスラム」というイメージが根付いてしまった。
「キリスト教」にしても「イスラム教」にしても、「聖書」や「コーラン」を心と生活の拠りどころとし、その教えに忠実になることが「原理主義」の始まり。
あまりにも忠実になりすぎることで、それらの宗教観が「絶対」となってしまう。
「地下鉄サリン事件」を起こした、信者達も「教祖様絶対主義」的ことが事件の背景にあったように思う。
言い換えるなら「教祖様を虐げている社会が悪」という思考行動だ。
その宗教を信仰する過程で、「洗脳」や「マインドコントロール」があったにせよ、「宗教に心酔する」ということは、そういうことなのではないか?
思考的柔軟性がなくなった状態が「原理主義」となり、「自分の意見や意思を押し通すために行う暴力的活動=テロイズムが肯定される」そう読み取れは、しないだろうか?

ところが日本人の多くは、様々な神様と付き合ってきた。
「八百万の神」である。
今は、そのような家庭は少なくなったと思うが、それでも田舎に行くと台所には「水の神様、火の神様」が祀ってある。
「お天道様が、観ている」という言葉も、同じだろう。
「生活に恵みを与えてくれる様々なモノに、神が宿る」という感覚は、日本人独特で21世紀的な気がする。
この「八百万の神」的思考、もっと世界にアピールする発想は、政府に無いのかな・・・。
原爆被爆国として、平和を訴える力を持っているのは日本なのに。