日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

スポーツイベントの誘致

2005-07-06 13:01:46 | スポーツ
「発想を変えると・・・理系から音楽へのアプローチ」にコメントを下さったあけさとさん、みけん・み~すけのやさしい技術士ブログのみ~すけさん、ありがとうございました。
どうやらコンサートは、盛況だったようですね。
今日エントリーされたブログには、CDの購入先もUpされていますね。
キメ細やかな、フォローありがとうございます。
そして、昨夜スッタモンダの末ギリギリ可決した「郵政民営化」のエントリーにコメントを下さった、JosephYoikoさん、ありがとうございます。
国会議員のオジサンたちだけではなく、行政に関わっている人たちの多くが「ユニバーサル・サービス」の意味を、勘違いしているように感じますね。
「全国均一のサービス」というのは、「マニュアル化したサービス」とも言えるわけです。
「マニュアル化されたサービス」といえば、マックドナルドのようなサービスイメージを持ちますが、いまや「マニュアルサービスの象徴」マックドナルドでも「お客様に顔が見える個々のサービス」を打ち出しています。
もちろん、マニュアル+αという意味ですが。
その「+α」が、とても重要なのに、オジサンたちは気付いていないようです。

昨日から、シンガポールにサッカーのベッカム選手やラウル選手等が集まっている。
最初ニュースを見たとき「レアル・マドリードのアジアツアー?」と思った方もいるのでは?
実は、その一人でした(爆)。
本当は、2012年のオリンピック開催地誘致のために誘致に手をあげた都市に関係のある、スター選手を動員しての最後のプレゼンテーションのため。
下馬評では、パリが有力らしいのだが・・・。
今回はパリのほか、ロンドン、ニューヨーク、マドリードなど大都市が中心。
それほどの大都市で、これだけのスポーツイベントが開催できるのだろうか?と思ってしまうのだが、これまでの実績があることを考えれば、運営面での問題は少ないかも知れない。
では、何故これほどまでオリンピック開催に積極的なのだろうか?

次回開催の北京などと違い、「一大国家プロジェクト」的な要素は低そうだ。
とすれば、やはり「都市文化度のアピール」ということに、なるのではないだろうか?
様々な国の人たちが集まるスポーツイベントは、「ホスピタリティー度」や「国民としての寛容性」のようなものが測られる「一つのモノサシ」であり、「その都市の文化をアピールする良い機会」ということではないだろうか?
そんな気がしている。
というのも、2002年日韓W杯終了後のFIFA100年記念式典において、日本と韓国のサポーターがFIFAから「100周年記念功労賞」を贈られているのだ。
欧州・南米のようなサッカーの伝統があるわけではない、アジアのサポーターが「功労者」として賞賛された背景には、大会中、自国以外の代表チームにも自国と変わらない声援を送り続けたその姿があるといわれている。
むしろ、これから先はこのような「都市文化度的」なものをアピールする機会と捉え、誘致をする国や都市が増えてくるような気がする。

実は、日本も今ある国際的スポーツイベントの誘致に、名乗りを挙げている。
2011年のラグビーW杯である。
ライバルは、南アフリカとニュージーランド。
2002年でのFIFAW杯での、評価がされれば有利といわれていますが・・・世界ランキングでは???という状況。
果たしてどうなりますか?