JALの経営再建に伴い、「赤字路線」の撤退が次々と発表されている。
ここ名古屋では、県営名古屋空港を利用していたJALが完全廃止の意思を発表したばかりだ。
もちろん、地元自治体は廃止見直しを訴えている。
県営名古屋空港に限らず、地方にある飛行場の多くが廃止の対象になっているはずだ。
それだけではなく、ANAも一部赤字路線の廃止を検討しているようだ。
名古屋について言えば、セントレア発着の中四国便の廃止も検討されている。
「帰省は、ドンドン不便になりにけり・・・」という感じがしないでもないのだが、実は、さほど不便だとは感じていない。
というのも、夜行バスなどが運行されているからだ。
夜名古屋を出発すれば、朝には目的地には到着する。
1泊分の宿泊費は要らないし、朝から動き回ることが出来る。
何より、航空運賃に比べれば格段に安い。
ただ、この夜行バスにも問題がある。
それは座席と安全性だ。
夜行バスの座席がいくら良くなっても、「布団で寝る」という感覚で休むことは出来ない。
安全性という点では、ここ2、3年問題になっている乗務員さんたちの過労の心配と、女性が一人で乗車するコトに抵抗感がないわけではない。
そんなコトを考えていたら、フッと思い出したことがある。
それは、JRの「寝台列車」だ。
飛行機を利用した時の値段と時間の差や夜行バスの台頭で、「寝台列車」は次々と姿を消していったが、こんな時だからこそ「寝台列車」が便利かも知れない・・・と、思うのだ。
と言っても、一般的な「寝台列車」を利用するためには、乗車券+特急券+指定席券+寝台料金が必要だ。
この「寝台料金」が加わることで、結局飛行機を利用するのと大差ない、値段に跳ね上がってしまい、「同じくらいの値段なら、速い方が便利」というコトで、利用者が減ってしまったのだ。
実は旧来の「寝台席」とは違う、「ノビノビ座席」という座席を設けた夜行列車がある。
「ノビノビ座席」と言っても、座席があるわけではない。
フルフラットの座席というか・・・フェリーの客室のような感じのスペースとなっているのだ。
これなら、足を伸ばしてゆっくりと眠ることが出来そうだし、定期的に車掌さんが見回りにも着てくれるという安心感がある。
何よりも「寝台料金」が必要ではない(=乗車券+特急券+指定席券で、利用できる)という、値段の面でも魅力がある。
座席の写真を見ると、私のような「お一人様向け」というより、「家族向け・小グループ向け」という気がするのだが、むしろこの「家族向け・小グループ向け」というのがポイントだと思う。
「高速道路1,000円」になって、1年になる。
その度に起こる大渋滞のニュースを聞くと、このような列車の利用も便利なのでは?
むしろ「エコロジー」という点から見れば、利用する価値は十分あると思う。
であれば、JR各社もこのような列車の利用に対して「家族・グループ向け割引きっぷ」を企画しても良いのではないだろうか?
そして、一度は引退した「寝台列車」の内装を替えて、復活させるのも悪くはないと思うだ。
ここ名古屋では、県営名古屋空港を利用していたJALが完全廃止の意思を発表したばかりだ。
もちろん、地元自治体は廃止見直しを訴えている。
県営名古屋空港に限らず、地方にある飛行場の多くが廃止の対象になっているはずだ。
それだけではなく、ANAも一部赤字路線の廃止を検討しているようだ。
名古屋について言えば、セントレア発着の中四国便の廃止も検討されている。
「帰省は、ドンドン不便になりにけり・・・」という感じがしないでもないのだが、実は、さほど不便だとは感じていない。
というのも、夜行バスなどが運行されているからだ。
夜名古屋を出発すれば、朝には目的地には到着する。
1泊分の宿泊費は要らないし、朝から動き回ることが出来る。
何より、航空運賃に比べれば格段に安い。
ただ、この夜行バスにも問題がある。
それは座席と安全性だ。
夜行バスの座席がいくら良くなっても、「布団で寝る」という感覚で休むことは出来ない。
安全性という点では、ここ2、3年問題になっている乗務員さんたちの過労の心配と、女性が一人で乗車するコトに抵抗感がないわけではない。
そんなコトを考えていたら、フッと思い出したことがある。
それは、JRの「寝台列車」だ。
飛行機を利用した時の値段と時間の差や夜行バスの台頭で、「寝台列車」は次々と姿を消していったが、こんな時だからこそ「寝台列車」が便利かも知れない・・・と、思うのだ。
と言っても、一般的な「寝台列車」を利用するためには、乗車券+特急券+指定席券+寝台料金が必要だ。
この「寝台料金」が加わることで、結局飛行機を利用するのと大差ない、値段に跳ね上がってしまい、「同じくらいの値段なら、速い方が便利」というコトで、利用者が減ってしまったのだ。
実は旧来の「寝台席」とは違う、「ノビノビ座席」という座席を設けた夜行列車がある。
「ノビノビ座席」と言っても、座席があるわけではない。
フルフラットの座席というか・・・フェリーの客室のような感じのスペースとなっているのだ。
これなら、足を伸ばしてゆっくりと眠ることが出来そうだし、定期的に車掌さんが見回りにも着てくれるという安心感がある。
何よりも「寝台料金」が必要ではない(=乗車券+特急券+指定席券で、利用できる)という、値段の面でも魅力がある。
座席の写真を見ると、私のような「お一人様向け」というより、「家族向け・小グループ向け」という気がするのだが、むしろこの「家族向け・小グループ向け」というのがポイントだと思う。
「高速道路1,000円」になって、1年になる。
その度に起こる大渋滞のニュースを聞くと、このような列車の利用も便利なのでは?
むしろ「エコロジー」という点から見れば、利用する価値は十分あると思う。
であれば、JR各社もこのような列車の利用に対して「家族・グループ向け割引きっぷ」を企画しても良いのではないだろうか?
そして、一度は引退した「寝台列車」の内装を替えて、復活させるのも悪くはないと思うだ。