以前、「オマケ付き雑誌」について、エントリをした。
4月に入り、「オマケ付き雑誌」の中心的出版社・宝島社だけではなく、大手出版社も次々と出している。
その理由は、季節の変わり目や新生活のスタート時期というコトがある。
と言っても、付いてくるオマケはポーチだったり、シュシュなどで、余り変わりばえしないようだが、そこはキャラクターモノにするなど、あの手この手の工夫がある。
実際、夕方の書店の女性ファッション誌売り場の近くでは、「へ~、こっちの付録は○○なんだ・・・。可愛いね」と言いながら、友人たちと話す女子高校生たちの姿が目立つ。
さすがにOLさんたちは、そのような会話をしているような感じは無いが、それでも興味深そうに店頭に飾ってある雑誌のオマケを手にとって見ている姿が目立つ。
この「オマケ付き雑誌」の中心となっているのは、上述を下通り宝島社だ。
その宝島社から発売されている「オマケ付き雑誌」にも、最近チョッとした変化が現れてきている。
それは、昨年のような「イヴ・サンローラン」や「キッドソン」と言った、ファッション関係のモノだけではなく、「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」と言った海外のテキスタイルメーカーのモノを出し始めているのだ。
テキスタイルブランドとしては有名な「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」だが、果たしてどれだけ若い女性に馴染みがあるのだろうか?と、考えてしまったのだ。
宝島社の「オマケ付き雑誌」は、確かに面白い発想と編集だと思う。
その反面、「ムック」本としてどれだけの読者が、雑誌を読みブランドに対して共感したりしているのだろう?と、考えてしまうのだ。
特に「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」などは、その企業のあり方や歴史が、その企業の価値を創り出している。
そのようなコトよりも「カワイイ」という理由だけならば、協力をしている企業にとってどれだけ魅力がある企画なのだろうか?
そんなコトを考えながら、雑誌のコーナーを歩いていると「ファッション誌ってなんだけ?」という気がしてきた。
「VOUGE」などは、「i-Pad」などに対応できるように、「ネットファッション誌」というあり方を模索し始めているようだ。
その特徴は、パリやミラノ、NYといったコレクションやデザイナーのインタビューなどの動画を配信し、雑誌の上でファッションショーが見られるようにするコトだという。
それはそれで魅力的なのだが、それは「VOUGE」という雑誌の編集の中心が、コレクション中心だから出来るのだろう。
であれば、他の一般女性ファッション誌は何を提案すれば良いのだろうか?
やはり「普通の女性たちの、等身大のお手本ファッション」なのではないだろうか?
それも「How to」ではない、「素敵な大人」が登場するような内容だ。
「生き方のお手本」というような、そんな素敵な大人が見せる「生活美の中のファッション」という提案がもっとあっても良いのではないだろうか?
4月に入り、「オマケ付き雑誌」の中心的出版社・宝島社だけではなく、大手出版社も次々と出している。
その理由は、季節の変わり目や新生活のスタート時期というコトがある。
と言っても、付いてくるオマケはポーチだったり、シュシュなどで、余り変わりばえしないようだが、そこはキャラクターモノにするなど、あの手この手の工夫がある。
実際、夕方の書店の女性ファッション誌売り場の近くでは、「へ~、こっちの付録は○○なんだ・・・。可愛いね」と言いながら、友人たちと話す女子高校生たちの姿が目立つ。
さすがにOLさんたちは、そのような会話をしているような感じは無いが、それでも興味深そうに店頭に飾ってある雑誌のオマケを手にとって見ている姿が目立つ。
この「オマケ付き雑誌」の中心となっているのは、上述を下通り宝島社だ。
その宝島社から発売されている「オマケ付き雑誌」にも、最近チョッとした変化が現れてきている。
それは、昨年のような「イヴ・サンローラン」や「キッドソン」と言った、ファッション関係のモノだけではなく、「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」と言った海外のテキスタイルメーカーのモノを出し始めているのだ。
テキスタイルブランドとしては有名な「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」だが、果たしてどれだけ若い女性に馴染みがあるのだろうか?と、考えてしまったのだ。
宝島社の「オマケ付き雑誌」は、確かに面白い発想と編集だと思う。
その反面、「ムック」本としてどれだけの読者が、雑誌を読みブランドに対して共感したりしているのだろう?と、考えてしまうのだ。
特に「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」などは、その企業のあり方や歴史が、その企業の価値を創り出している。
そのようなコトよりも「カワイイ」という理由だけならば、協力をしている企業にとってどれだけ魅力がある企画なのだろうか?
そんなコトを考えながら、雑誌のコーナーを歩いていると「ファッション誌ってなんだけ?」という気がしてきた。
「VOUGE」などは、「i-Pad」などに対応できるように、「ネットファッション誌」というあり方を模索し始めているようだ。
その特徴は、パリやミラノ、NYといったコレクションやデザイナーのインタビューなどの動画を配信し、雑誌の上でファッションショーが見られるようにするコトだという。
それはそれで魅力的なのだが、それは「VOUGE」という雑誌の編集の中心が、コレクション中心だから出来るのだろう。
であれば、他の一般女性ファッション誌は何を提案すれば良いのだろうか?
やはり「普通の女性たちの、等身大のお手本ファッション」なのではないだろうか?
それも「How to」ではない、「素敵な大人」が登場するような内容だ。
「生き方のお手本」というような、そんな素敵な大人が見せる「生活美の中のファッション」という提案がもっとあっても良いのではないだろうか?