日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

B級グルメの次は、ハンバーガー?

2011-05-12 11:45:27 | ビジネス
昨日、実家から戻ってきた。
私が実家を出発したのが、お昼前だったため雨による通行止めにあうことも無く、無事帰ってこられた。
それにしても、太平洋側の西日本を中心に雨による被害が随分と出ているようだ。
どうか、お気をつけ下さい。

さて、拙ブログでも何度か書かせて頂いているのだが、私が実家に帰省するとき利用するのが、高速バス。
大阪・難波から直行バスがあるので、新幹線⇒在来線と言うルートよりも便利なのだ。
便利と言うだけではなく、一つのお楽しみもある。
それが休憩パーキングエリアで貰う、ネクスコ西日本が出しているフリーペーパー。
サービスエリアやパーキングエリアなどのグルメ情報や、チョッとしたお土産情報などが掲載されている。
そんなフリーペーパーを眺めていたら、「ご当地バーガーMAP」があった。

ハンバーガーが日本に来て40年くらい経つだろうか?
佐世保のように、米軍基地がある所ではもっと前から食べられていたかも知れない。
その間に、日本のハンバーガーはイロイロな変化と進化を遂げてきた。
その一つが、「照り焼き」だろう。
「照り焼き」と言う日本独特の味付けが、登場したことでハンバーガーという食べ物は、日本の食べ物として認知されたのでは?と、個人的には考えている。
他にも「ライスバーガー」のように、バンズの代わりにご飯を使うことで、より日本的になったように思う。
そして、数年前からは「佐世保バーガー」に代表される「ご当地バーガー」が登場し始め、話題と人気を集めるようになってきた。

そこに注目して企画されたのが、「ご当地バーガーコンテスト」だったようだ。
そしてこのMAPを眺めていて気が付くのが、各地のサービスエリアやパーキングエリアにある、豊かな食材だ。
一つの県の中であっても、様々なブランド農畜産品がある。
それらのブランド農畜産品を、育てるためにもこのようなコンテストが有効なのだろうし、B級グルメとは違う話題性や手軽さを意識しているように思える。

「地域地域でイロイロな発想の違いがあるのだな~」と感心するハンバーガーから、「それって、アリですか?」と言うハンバーガーまである。
吹田SAの「お好み焼きバーガー(バンズにお好み焼きが挟まっている)」、素麺の有名ブランド「揖保の糸」を挟んだ「「赤とんぼたつのバーガー」、真っ白い生地に黒豆を練り込んだバンズを使った勝央SAの「黒豆ホルモンコロッケバーガー」などのインパクトの強さ、ビジュアルの凄さに、驚いたりしながら「B級グルメの次は、ご当地バーガーかも?」と感じながらバスの乗車時間を楽しく過ごしたのだった。