Yahooのトピックスに、「パンのふりかけ、棚を変えたら売り上げ急増」という記事が、取り上げられていた。
取り上げられていた「パンのふりかけ」というのは、ハウスが発売をしている「トーストシーズニング」と言う商品。
確かに、この夏近所のスーパーで見かけた商品だ。
そして私が見かけた時は、ただズラ~と並べてあっただけ。
しかもスパイス売り場では無く、中途半端に置いてあるだけだった。
印象としては、スーパー側も「どの売り場に置いたら良いのか判らない」と言う感じだった。
ただ、それを手にとっているお客さんは多かったし、購入している方も少なく無かった。
実際私も手に取ったのだが、そのシーズニングを使って料理をする予定が無かったし、シナモンそのものが苦手なので、買わずに終わってしまった。
その時、感じたコトは「使い方の説明が無い」というコト。
並べるだけでは、「何?」と思って手にとっても、「何を作ろう?どうやって食べよう?」というトコロには至らない。
そして記事を読んだとき、思い出したのが「マーケティングの4つのP」だ。
今回の「トーストシーズニング」の場合、商品に問題があったわけでも、価格(100円/個程度)に問題があったわけでも無い。
残りの「売り場」と「宣伝」という点で、問題だったというコト。
記事にあるように、商品名である「トースト」と関連づける売り場というのは、やはりパン売り場というコトになる。
それだけでは無く、スパイス売り場で買い物をするお客さんというのは、限られたお客さんという場合が多い。
なぜなら、スパイス売り場に並べられているスパイスは、毎日の料理で使う頻度は決して高くなく、一度購入すると1年以上購入するコトが無いからだ。
例外的なのは、コショウや一味・七味などの唐辛子とカレー粉だろう。
そう考えると、シーズニング=スパイス調味料ではあるが、使う用途としてはスパイス売り場では無かった、と言うコトになる
もう一つは、「宣伝」だ。
新しい商品には、「?」がイッパイある。
「どうやって使うの?」、「どうしたらよいの?」という「?」は、お客さんとの重要なコミュニケーションの始まりだ。
そのコミュニケーションのきっかけとなるのが、「宣伝」なのではないだろか?
例えば、現在サントリーがレシピブログとジョイントをして、展開をしている「自家製フルーツブランデーレシピコンテスト」などは、一般の料理自慢のブロガーにフルーツブランデーのモニターになってもらい、様々な料理の提案をして貰うと言うキャンペーンだ。
旧来の宣伝方法では無く、今時らしいキャンペーンであり宣伝の方法だろう。
「宣伝」=テレビCM、売り場での実演販売やPOP広告、と言う時代では無い。
「宣伝」を「生活者とのコミュニケーション」と、考えると今は様々な方法が考えられるはずだ。
そう考えると、それまでの「既成概念にとらわれずに、マーケティングの4つのP」を考えるコトが重要だと改めて考えた。
取り上げられていた「パンのふりかけ」というのは、ハウスが発売をしている「トーストシーズニング」と言う商品。
確かに、この夏近所のスーパーで見かけた商品だ。
そして私が見かけた時は、ただズラ~と並べてあっただけ。
しかもスパイス売り場では無く、中途半端に置いてあるだけだった。
印象としては、スーパー側も「どの売り場に置いたら良いのか判らない」と言う感じだった。
ただ、それを手にとっているお客さんは多かったし、購入している方も少なく無かった。
実際私も手に取ったのだが、そのシーズニングを使って料理をする予定が無かったし、シナモンそのものが苦手なので、買わずに終わってしまった。
その時、感じたコトは「使い方の説明が無い」というコト。
並べるだけでは、「何?」と思って手にとっても、「何を作ろう?どうやって食べよう?」というトコロには至らない。
そして記事を読んだとき、思い出したのが「マーケティングの4つのP」だ。
今回の「トーストシーズニング」の場合、商品に問題があったわけでも、価格(100円/個程度)に問題があったわけでも無い。
残りの「売り場」と「宣伝」という点で、問題だったというコト。
記事にあるように、商品名である「トースト」と関連づける売り場というのは、やはりパン売り場というコトになる。
それだけでは無く、スパイス売り場で買い物をするお客さんというのは、限られたお客さんという場合が多い。
なぜなら、スパイス売り場に並べられているスパイスは、毎日の料理で使う頻度は決して高くなく、一度購入すると1年以上購入するコトが無いからだ。
例外的なのは、コショウや一味・七味などの唐辛子とカレー粉だろう。
そう考えると、シーズニング=スパイス調味料ではあるが、使う用途としてはスパイス売り場では無かった、と言うコトになる
もう一つは、「宣伝」だ。
新しい商品には、「?」がイッパイある。
「どうやって使うの?」、「どうしたらよいの?」という「?」は、お客さんとの重要なコミュニケーションの始まりだ。
そのコミュニケーションのきっかけとなるのが、「宣伝」なのではないだろか?
例えば、現在サントリーがレシピブログとジョイントをして、展開をしている「自家製フルーツブランデーレシピコンテスト」などは、一般の料理自慢のブロガーにフルーツブランデーのモニターになってもらい、様々な料理の提案をして貰うと言うキャンペーンだ。
旧来の宣伝方法では無く、今時らしいキャンペーンであり宣伝の方法だろう。
「宣伝」=テレビCM、売り場での実演販売やPOP広告、と言う時代では無い。
「宣伝」を「生活者とのコミュニケーション」と、考えると今は様々な方法が考えられるはずだ。
そう考えると、それまでの「既成概念にとらわれずに、マーケティングの4つのP」を考えるコトが重要だと改めて考えた。