このところ元気がない、日本の家電メーカー。
確かに、海外では薄型液晶テレビなどはサムソンに完敗状態。
国内では何とか・・・と言うトコロかも知れないが、昨年の「地デジ化」による爆発的なテレビの買い換え需用によって、「地デジ化」以降はパッとしない。
起死回生だったはずの「3Dテレビ」も、普及しそうな雰囲気はない。
白物家電は、まだまだそれなりの売り上げが有る様だが、そもそも「地デジ化」の様な爆発的な売り上げは期待できない、と言うのが現状だろう。
そんな家電業界だが、ひっそりと凄い商品が新発売される様だ。
それがソニーの「ワンセグ放送が聴けるラジオ」だ、
以前、ソニーは「ワンセグチューナー付AM/FMラジオ」という、小型テレビ付ラジオを販売していた。
その代わりとなる商品という印象があると思うのだが、今回の新商品は「テレビを見るコトができない」仕様となっている。
それが何故凄いのか?と言うと、「地デジ化」によって視覚障害者の方たちが楽しんでいた「テレビを聞く」コトができなくなり、その不満というか問題を解決する為に作られたラジオだからなのだ。
「視覚障害者」と言うある意味限られた市場を考えたとき、多くの企業は二の足を踏むと思う。
でも、家電メーカーとして社会的責任というコトを考えれば、いずれ何処かの家電メーカーが作る必要があった商品。
その商品を、ソニーが作ったと言うコトに、意味が有ると考えるのだ。
ソニーとしては、以前「ワンセグチューナー付ラジオ」を製造・販売していたコトから、技術的には大きな問題が無かったかも知れない。
しかし大きな市場が見込めないコトに対して、躊躇するコトもあったと思う。
それでもあえて、その様な商品を作り・販売をする、と言うことは企業として、とても重要なコトだと思うのだ。
なぜなら、企業は社会の中でしか生きられない組織であり、団体だからだ。
その社会を構成しているのは、健常者だけでは無い。
身体的ハンディを持った人たちもまた、社会を構成する重要な存在だ。
その様な人たちに対して、どのように考えているのか?と言うひとつの答えとして、この様な商品の開発があり、生産・販売があると思う。
決して、大きなニュースになるような新商品では無いし、社会に大きな変化を与える商品でも無いかも知れない。
それでも、この様な企業姿勢が現れる新商品は、とても大切で凄い商品だと考えるのだ。
ところで・・・東日本大震災の時、テレビよりもラジオのニュースのほうが、役だったと言う
コトがあった。
とすれば、このラジオのもう一つの位置づけは「(地デジ)テレビ放送が聞ける、防災ラジオ」というコトも考えられると思う。
確かに、海外では薄型液晶テレビなどはサムソンに完敗状態。
国内では何とか・・・と言うトコロかも知れないが、昨年の「地デジ化」による爆発的なテレビの買い換え需用によって、「地デジ化」以降はパッとしない。
起死回生だったはずの「3Dテレビ」も、普及しそうな雰囲気はない。
白物家電は、まだまだそれなりの売り上げが有る様だが、そもそも「地デジ化」の様な爆発的な売り上げは期待できない、と言うのが現状だろう。
そんな家電業界だが、ひっそりと凄い商品が新発売される様だ。
それがソニーの「ワンセグ放送が聴けるラジオ」だ、
以前、ソニーは「ワンセグチューナー付AM/FMラジオ」という、小型テレビ付ラジオを販売していた。
その代わりとなる商品という印象があると思うのだが、今回の新商品は「テレビを見るコトができない」仕様となっている。
それが何故凄いのか?と言うと、「地デジ化」によって視覚障害者の方たちが楽しんでいた「テレビを聞く」コトができなくなり、その不満というか問題を解決する為に作られたラジオだからなのだ。
「視覚障害者」と言うある意味限られた市場を考えたとき、多くの企業は二の足を踏むと思う。
でも、家電メーカーとして社会的責任というコトを考えれば、いずれ何処かの家電メーカーが作る必要があった商品。
その商品を、ソニーが作ったと言うコトに、意味が有ると考えるのだ。
ソニーとしては、以前「ワンセグチューナー付ラジオ」を製造・販売していたコトから、技術的には大きな問題が無かったかも知れない。
しかし大きな市場が見込めないコトに対して、躊躇するコトもあったと思う。
それでもあえて、その様な商品を作り・販売をする、と言うことは企業として、とても重要なコトだと思うのだ。
なぜなら、企業は社会の中でしか生きられない組織であり、団体だからだ。
その社会を構成しているのは、健常者だけでは無い。
身体的ハンディを持った人たちもまた、社会を構成する重要な存在だ。
その様な人たちに対して、どのように考えているのか?と言うひとつの答えとして、この様な商品の開発があり、生産・販売があると思う。
決して、大きなニュースになるような新商品では無いし、社会に大きな変化を与える商品でも無いかも知れない。
それでも、この様な企業姿勢が現れる新商品は、とても大切で凄い商品だと考えるのだ。
ところで・・・東日本大震災の時、テレビよりもラジオのニュースのほうが、役だったと言う
コトがあった。
とすれば、このラジオのもう一つの位置づけは「(地デジ)テレビ放送が聞ける、防災ラジオ」というコトも考えられると思う。