阪神に対する村上ファンドの提案が、昨日公開された。
事前に提案書を渡しておきながら、「2日の午後開封してください」という但し書きつきだったようだ。
「2日の午後であれば当日の株価に影響は出ないし、GWで来週の月曜日まで株価が動くことは無い」と言う目論みがあったのだろうか?
それにしても、今回の村上ファンドサイドの提案は「経営」に関わる事項が含まれているコトが、阪神側だけではなく名前があがった社外取締役員にも動揺をひろげている。
阪神タイガース球団そのものは、既に村上ファンドの提案に不快感を示している。
球団だけではなく、選手も不快感を示している。
おそらくファンも不快と感じているのではないだろうか?
「阪神」という企業を取り巻く様々な人達が、不快感を示すと言うことは決して、村上ファンドの言う「企業価値が上がる」という要素はこの提案には無かったことになる。
投資目的であれば、単に株価が上がれば問題は無いだろう。
それが経営となれば、株主だけではなく企業を取り巻く様々な人達の「利益」ということも、考えなくてはならない。
まして電車などの公共性の高い事業を主体としているのであれば、企業利益だけを追求することは出来ない。
昨年起きた、JR西日本の列車脱線事故のような「あってはならない事故」に対する設備や人的投資が必要なのだ。
それらが、直接的な利益と結びつかない場合のほうが多いのだ。
村上氏の考える「企業価値を上げる」というのは、「株価を上げる」ということであれば事業そのもののあり方を考えるべきなのだ。
村上ファンドの企業価値を上げると言うことは、M&Aなどによって村上ファンドが利益をあげ、それを投資家に還元することなのだろう。
でも、その考えが総ての企業に当てはまるとは限らないのだ。
そのことを村上氏は、どれだけ理解しているのだろう?
事前に提案書を渡しておきながら、「2日の午後開封してください」という但し書きつきだったようだ。
「2日の午後であれば当日の株価に影響は出ないし、GWで来週の月曜日まで株価が動くことは無い」と言う目論みがあったのだろうか?
それにしても、今回の村上ファンドサイドの提案は「経営」に関わる事項が含まれているコトが、阪神側だけではなく名前があがった社外取締役員にも動揺をひろげている。
阪神タイガース球団そのものは、既に村上ファンドの提案に不快感を示している。
球団だけではなく、選手も不快感を示している。
おそらくファンも不快と感じているのではないだろうか?
「阪神」という企業を取り巻く様々な人達が、不快感を示すと言うことは決して、村上ファンドの言う「企業価値が上がる」という要素はこの提案には無かったことになる。
投資目的であれば、単に株価が上がれば問題は無いだろう。
それが経営となれば、株主だけではなく企業を取り巻く様々な人達の「利益」ということも、考えなくてはならない。
まして電車などの公共性の高い事業を主体としているのであれば、企業利益だけを追求することは出来ない。
昨年起きた、JR西日本の列車脱線事故のような「あってはならない事故」に対する設備や人的投資が必要なのだ。
それらが、直接的な利益と結びつかない場合のほうが多いのだ。
村上氏の考える「企業価値を上げる」というのは、「株価を上げる」ということであれば事業そのもののあり方を考えるべきなのだ。
村上ファンドの企業価値を上げると言うことは、M&Aなどによって村上ファンドが利益をあげ、それを投資家に還元することなのだろう。
でも、その考えが総ての企業に当てはまるとは限らないのだ。
そのことを村上氏は、どれだけ理解しているのだろう?