かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

東インド会社とアジアの海

2011年01月15日 | Books

今日は、今年は初めてのゴルフ。この時期にしては、天候に恵まれたが...



亜細亜を巡っていると、ヨーロッパの匂いがぷんぷんだ。日本が支配した時代もあったけども、今の亜細亜の国々を形造ったのは、ヨーロッパの国々に他ならない。それまでは、今の国々の区分とは、関係なく、王様、部族が支配していた地域だった。

本書を読むと、今の日本を思い起こす。
中が熟成したら、自国にないものを求めるのなら、外にでるしかないのだ。
シンガポールは極端にしても、マラッカ、バタビヤ(ジャカルタ)など、ヨーロッパが支配していた地区が、残されている。
もちろん美しくはあるのだが。
今の世の中、政治的に支配することは、許されないが、当時は、経済的に支配する方法から、政治的に支配する(植民地)方法へ、発展?して行った時代だった。

本書を読むとその歴史がわかる。
亜細亜の時代といわれるようになって、その手の本は増えてはいるが、グローバル化の元祖、会社という組織の成り立ちを知るにも、絶好の本と思う。

コメント
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