

ECが、ニューアルバムを出している。
まぁ、変わったというか、元祖に戻ったというか。
リスナーも、平行して年をとってきてるから、いいのだけど、それにしても、本アルバムは、ほとんどブルースアルバムと言っていいのだろう。
いっしょに演奏している面々も、お馴染。若いメンバーも交えていい感じ。シェリルもボーカルに入っている。そして、ラストソングは、枯葉。Autum Leaves。
あれっ?これってシャンソン?
興亡の世界史シリーズの中で、本書は、まだ紹介していなかったと思う。
イスラームというと、9.11以来すっかり悪者。ただ、日本人からはやや遠い感じでよくわからないというのが、大体のイメージだろう。
私も、受験の時、世界史の中で勉強して以来、ほとんど縁がなかった。
イスラームという言葉に再会したのが、シンガポールでの生活だろう。国内でも、3割ぐらいの人がイスラム教信者だし、マレーシア、インドネシアというイスラム教国の中でも、重要な二国に完全に取り囲まれている。
表面では、民族対立はないが、9.11の時も、イスラム教の人々は、陰で喝さいしていたと聞く。
それだけ、世界的に、根深い対立が続いてしまっている。
解決のためには、やはりお互いを知るところからという意味で、本書は、まさにイスラムの起こりから、その発展と衰退、そして将来の姿まで予測してくれていて、うってつけの書と言える。
そのキーとなるかもしれないのが、「ジハード」という言葉の捉え方。何となく、聖戦という意味と捉えられているが、本書によれば、三つの側面があるという。「内面のジハード」と、「社会的ジハード」と、「剣のジハード」だ。
イスラム→十字軍→ジハード→9.11という思考回路になっていないか?
それにしても、何もなかったアラビア半島に生まれ、ヨーロッパを飲み込まんとした大帝国を築き、帝国は消えたが、イスラム教は、今も絶大な力を誇っている。仏教とはえらい違いだ。これも、「ジハード」の多面性によるものだろう。イスラム教は、政治と深く結びついているケースが多い。
本書で、思い知ったのは、イスラムの高い文明性だ。例えば、アラビア語源の英語がいかに多いことか。コーヒー、レモン、キャンディー、バナナ、ブラウス、ジャンパーetc. 日本で、当たり前に使われている片仮名言葉にもたくさん紛れているのだ。
もっと、お互い知りあおう!
先週に引き続き、ゴルフだった。先週よりも寒いところだったので、ちょっと着こんだら、何故かまずまずだった。
ということで、これから冬のゴルフは、冬用のキャップと、右手の甲を寒さから守るプロテクターを着用することにした。
朝の富士山と満月らしき月の2ショットだったはずなのだが、月がほとんど見えない。もう10分前ぐらいだったら、もっとはっきり写っただろうに。
ザ・ビートルズ・トレジャーズという本をGETした。本というより、ビートルズ関連のお宝箱といった方が実態に合う。
著者は、Terry Burrow 氏だが、よく知らない。音楽家兼、音楽関係の本を書いている人みたいだ。書いてあることに新味はない。
やはり、本書をGETした人の目当ては、付録のお宝のFAKE(レプリカ)だろう。
ハンブルグ巡業公演時の契約書(1960年)→火事で燃えた跡まで忠実に再現!
ブライアンエプスタイン手書きのアメリカコンサート日程メモ(1964年)→Daily Express の封筒らしき紙に殴り書きされている。こんなイージーに会場が決められていたのか?!
ビートルズの日本公演のチケット(1966年)→日本語版では、チケットとあるが、イギリス版では、Flyerとあり、イギリス版が正しい。裏にスポンサーだったライオンのbanの宣伝があり、ロールオン型が、400円・250円と、当時にしては、高かったことがわかる。
こんな感じの付録が、18点も付いている!!
本物だったら、下は10万円程度のものから、上は、たぶん1000万円以上のものまで。
結構似せて作ってあるが、一応全てTOTB(Treasures Of The Beatles)の通しナンバーが振ってあり、レプリカであることがわかるようにはなっている。
実は、既に、イギリス版は持っていて、今回は比べてみたくてGET。
末竅A装丁は、かなり忠実だが、意訳部分で、前述のビートルズの日本公演のちらしのレプリカの説明などのような、間違いも見られる。
イギリス版では、BOXの表に、Unofficial and Unauthorized と、大きく書いてあるが、日本版には、それがない。イギリスでは、ビートルズ関係者の目に留まるかもしれないから、大きく断っておいたのだろうか。
一番違うのは、値段。
イギリス版は、25ポンド。それを、シンガポールのKinokuniyaで買ったら、S$87.5。そして、日本で買ったら、12,000円。
物好きしか買わないだろうから、翻訳も入って、こういう値段になってしまうのだろう。
ビートルズ大好きの、物好きな人のみにお勧め。