石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

和楽な日々

2008-01-18 00:13:04 | Weblog
めっちゃめちゃ寒いですぅ~
舞鶴は花のように雪が舞い、山々も うっすらと雪化粧
積もるほどは降らないが ようやく冬本番といった感じ
テンプレートもふさわしく 雪の結晶に変更しました

こんな雪の日にストーブで暖かい部屋に篭り
静かな午後を過ごすのは とても好き
子供たちや主人が寒そうに帰宅してくるのを
「おかえり~}と出迎えてあげるのは
シンプルな幸せ

・・・というのは あくまでも理想像で
現実には たくさん着込み、あっち行ったりこっち行ったり
コマネズミのように動きまくる日々

そんな忙しいなか ゆったりと雅な時間を過ごす事ができた

火曜日は恒例の香の会 第4回目
新しく参加のかたを含め 16名のひとが出席してくださった

まずは お正月らしい「初音香」というお香遊びに興じる

冬の場合の初音とは の鳴き声のこと。

松竹梅が 何故におめでたいかを教えていただく

松は・・・いつも緑であおあおとして生きる力をあらわしているから
竹は・・・生命力・繁栄をあらわしているから
梅は・・・その年一番に花を咲かせる花だから

そのあとは 源氏物語をわかりやすく読み下していく
大変わかりやすくて 夢中で読めてしまう
壮大なストーリー 日本の宝だと思う

この会には お茶の先生をしていらっしゃる方が数名おられ
そのなかの1人の方が お正月だから・・・と
たっくさんの御目出度い素敵な抹茶茶碗を持参してくださり
「福寿草」という銘のお菓子とともに
みずからお茶を点ててくださいました

お天気もよく、香や源氏やお茶で なんとも和の一日だった

さて、その次の日は 雨のしとしと降るなか
お稽古にいっている先生宅で 初釜
茶道での新年式・・かな?

新しい先生に習いにいってから先生宅の初釜は初めてのことなので
すごく緊張した

日ごろはなかなか見ることもない 大切なお道具を見せていただいたり
先生のお点前を拝見したり 非日常の世界だ


お正月のおめでたいしつらい





「正午の茶事」という正式な茶事の勉強を兼ねて
本格的なことをしてくださって感激
わからないことだらけだったが その都度教えていただき
先生の優しさが 嬉しかった。



極めつけは 懐石料理の素晴らしさ
見た目も鮮やか 大変美味しくて 量もびっくりするほど
たくさんあり、心づくしのおもてなしに感動した
緊張の連続で 写真が撮れず残念

4時間にわたる茶事で いろいろ学んだが
一番わかったのは これから学ぶことの巨大さだ
なんとまあ 覚える事 勉強する事が多い世界なんだろう
私のやっていることなんか 深~い湖に落ちた鍵を
爪先で探しているようなもの

でもね、先の源氏物語でもそうだけど
自分の全く知らなかったことを知るというのは
気持ちのいいことだな って思う

40歳を目前にしても まだまだ知らない事だらけ
入口を知ると その先にちらほらと見える
膨大な「学び」に気づき、クラクラしてくる

いつまでも勉強すること 覚えなくちゃいけないことが
あるのも また楽し
人間、死ぬまで勉強
頑張りましょう~

あ、初釜が終わってから みんな先生からお土産をいただいた
お料理食べて お菓子とお茶をよばれて
お土産までいただいて 
まるで竜宮城か すずめのお宿に来たみたい・・・
茶道に対する意欲もふつふつと湧いてきた
がんばるぞ~


お土産は お茶に使うものばかり
なかでも 干支の扇子と袱紗は すっごく嬉しい
記念においておこう
干支がひとまわりするまで こつこつと頑張りたい


干支袱紗に描いてあるのは 「子」の象形文字だそう
手を広げて たくさん子孫を増やす繁栄のしるしなんだって
コメント (3)
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