石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

初春文楽

2008-01-09 23:13:31 | Weblog
新春の大阪国立文楽劇場へ
初春公演を観に行ってきた。

国立文楽劇場は 私の大好きな場所である。
とくに正月明けは 新春の雰囲気いっぱいで
賑やかであり華やかであり
心がうきうきしてくる




天井からは餅花が花咲き、正月気分いっぱい




おめでた~い


どこもかしこも ニッポンのお正月


今宮神社の10日恵比寿で 使われる神輿


幕あいのお弁当もお正月


お茶席も設けてあり、500円でお抹茶と和菓子がいただけます

演目は
七福神宝の入り船
祇園祭礼信仰記
傾城恋飛脚

「七福神・・」は 初春にふさわしいお目出度い演目
ご存知、7人の神様が宴会をする賑やかな演目である。
この7人のなかで、日本の神様は恵比寿さんだけなんだってね
商売繁盛の神様、どうかよろしくお願いいたします

「祇園祭礼信仰記」は 織田信長の一代記「信長記」を
題材にした浄瑠璃で、とても面白い演目
舞台装置なんかも仕掛けがあり、興味深かった。

最後の「傾城恋飛脚」は 新町の遊女梅川との恋に溺れ
公金横領の罪を犯した忠兵衛が 心中の前に
ひとめ、生みの親に逢いたいと雪ふりしきる故郷を
おとずれるというストーリー

親子の深い愛が丹念に描かれていて
昔も今も一緒だと 涙があふれてくる感動の浄瑠璃だった

三味線も浄瑠璃も人形を操るひとも
日々鍛錬のなかで得た一流の芸で
私達を感動させてくれます

とても若い芸人さんもたくさんおられて
その人たちが一生懸命がんばっておられる姿に
またまた感動してしまう
江戸時代から続く 世界遺産でのある文楽
若い人たちによってまた受け継がれていくということが
嬉しく、ありがたく思う。

コメント
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