石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

赤めだか

2008-11-24 13:36:41 | Weblog
3連休は 久しぶりにゆっくりとできた。

特別な用事もなく、朝 野球やソフトボールなど
それぞれのスポーツクラブへ行く子供達のお弁当をつくると
あとは暖かい部屋で 読書とお昼寝三昧
こんな休日らしい休日は久しぶりだにゃ~

何もすることのない一日も忙しい一日も
同じように時間はすぐに過ぎてしまう。

読みかけの本を一気に読んだ

立川 談春「赤めだか」



立川談志の弟子、談春さんの落語家前座時代の青春記
この本は 今年の講談社エッセイ賞受賞
また「本の雑誌」上半期エンターテインメントベスト1も受賞した。

立川談志師匠・・破天荒な天才落語家ということは知っている
・・が、顔を見たことないし、もちろんその落語も聴いたことない。

もちろん、もちろん、弟子の談春さんという方も
全く知らなかった。
落語というものも じっくりと聴いたことがない。

落語家の前座というものが こんなに厳しいなんて!!
談春さんは昭和41年生まれ、私より2歳年上のかた。
談志師匠に魅了された談春さんは、高校を中退して弟子入りされ
16歳から新聞配達をしながら厳しい前座の青春時代を送る。

私達がバブルだ、マハラジャだ・・と騒いでいるあいだ
極貧前座生活をしながら芸を磨くのだ。

でも、全編、笑いとユーモア・ペーソスに満ちている。
すべてが談志師匠への究極の憧憬と恋にも似た愛情が
下敷きになってる。
談志師匠の天才性・カリスマ性が伝わってくる。

言葉を操る職業の人だけあって
文章も上手で、読みやすい・面白い

エッセイを読み終えて
影響を受けやすい私は 即効 落語DVDを買ってきた



手始めは「子ほめ」と「目黒のサンマ」
ハマリそう・・・


コメント
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