石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

1Q84

2009-09-13 21:05:37 | Weblog
今日は 小学校運動会
5年生の末っ子だけ出場する運動会、最盛期(?)は
3人の小学生と新入学児かけっこで走る末っ子とで
見どころ満載の運動会だったのだが。



地域ごとの観覧席で、子ども会のお母さん方と
毎年一緒に観ている。
地域の子供達が出場する度にみんなで応援



お昼ごはんのときに夕立がきてザーッと雨が
急いで広げていたお弁当をみんな片付けて
屋根のあるところに大移動した
こんなお昼ごはんは初めてだった。

ま、秋の大きな行事がひとつ終わり、ホッ

おととい、やっと「1Q84」読み終えた。

1Q84

ものすごく時間がかかった~
忙しくてなかなか読書の時間をとれないのもあるのだけど
大好きな村上春樹さんの本は
ダラダラダラ~と読みたくないので
疲れているときや集中力のないときには読むのをパスしてしまう
できるだけ頭や心に吸収でき得るときに読みたくて。

彼の文体を読んでいるだけで
すごく刺激を受けるし心地よい。

17歳で「羊をめぐる冒険」と出会って以来の大ファン
20歳のときに、あの衝撃的な赤と緑の装丁「ノルウェイの森」が
大ベストセラーになったときには 全国の新規読者に嫉妬した。
みんなに知られたくなかった・・と何だか寂しくなった。

「1Q84」
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の手法と似ている。

ふたつの関係ない世界が交互に語られていく。
関係ないと思っていた世界が 徐々にひとつに繋がっていく。

今まで、春樹作品は どちらかといえば
クールで淡々と語られていたが
この「1Q84」は かなり暴力的・ハードボイルドな話。
暴力的でありながら、20年以上も離れて想い続ける男女の愛があり
とても熱くて情熱的な話だった。

以前、春樹さんは
オウム真理教の地下鉄サリン事件の被害者を取材し
「アンダーグラウンド」という分厚い本を出版されたが
そのとき吸収されたであろうことが
ベースになっている感もある。
「1Q84」は、カルト宗教が舞台になった小説だ。

BOOK1・BOOK2と読み進んだが
これ、まだ完結していないと思う。
きっとBOOK3が出るんじゃないかな

村上春樹、早くノーベル文学賞をとってほしい。






コメント
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