石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

錦秋文楽公演

2016-11-13 16:39:44 | Weblog

吉田玉男さんの お話を聴いたあと、

国立文楽劇場へ 錦秋文楽公演・夜の部を観に行った。

  増補 忠臣蔵

  艶姿女舞衣

  勧進帳

 

 

文楽観るの、久しぶり。

三味線と浄瑠璃の音色は 日本人ならではの音楽で心を打つ。

そして 文楽の浄瑠璃のせりふは

大変 情愛に満ちた 美しい言葉ばかりで胸打たれる。

そして 人形。。。。三人の人形遣いの方々のチームワークが素晴らしい。

人形遣いの方は 言葉を発することはないので、

人形の動きだけで 繊細な心のうつろいを表現される。

この日の演目 「艶姿女舞衣」の お園の女らしい動きは 有名な名場面

何百年もわたり 人形遣いの人達が 研究・工夫をされた芸だそう。

 

そして、「勧進帳」では 吉田玉男さんが弁慶の人形を遣われた。

何度か歌舞伎の「勧進帳」は観たことがあるが、文楽では初めて。

今回の 文楽公演では 10数年ぶりに「花道」が使われた。

ふつう、文楽には 「花道」がないのだけど。

「勧進帳」で ラストシーン、弁慶が「飛びろっぽう」という独特の退場をする。

今回、花道で 弁慶の人形を「飛びろっぽう」で退場させるという趣向だ。

狭い花道を三人の人形遣いが 弁慶を操る芸の素晴らしさ、

観に来た甲斐があったと 心から感動した

なかなか見ることができない 弁慶人形の飛びろっぽう

良いものをみることができ 眼福をわけていただいた。

 

 

 

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吉田玉男さん

2016-11-13 16:25:16 | Weblog

文楽人形遣いの 吉田玉男さんのお話を聴いた。

昨年、2代目 吉田玉男を襲名されて今、大活躍なさっている

午前と午後の公演の合間に お忙しいなか、吉兆まできてくださった。

 

文楽は 人形遣い・三味線・浄瑠璃と

三つの要素から成り立っている。

しかも、ひとつの人形を 3人で操るのだ。

足を操るひと 左手を操るひと

そして 頭(顔)と右手を操るひと。

中学校や高校を卒業して、研修生になるとまず、足を操ることから勉強するそうだ。

約10年ほど(!) 足を勉強して

次に左手を15年

人形のかしらを あつかうには 相当の年月が必要になる。

私は、文楽を初めて観たときから その魅力にひきこまれた。

人形に魂を込めることのみ考えているとおっしゃる通り、

舞台を観ていると まるで人形が生きているかのように見えてくる。

でも、その芸を磨くには とにかく年数がかかるので、

たくさん若い方が 文楽に興味をもって、

多くの研修生が増えてほしい。

 

 

 

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高麗橋吉兆

2016-11-13 11:38:56 | Weblog

大阪・吉兆本店で 季節のお料理をいただいて

文楽人形遣いの 吉田玉男さんのお話を聴くイベントに参加した。

錦秋文楽公演 午前午後の演目のあいだに、

玉男さんが来てくださって 「かしら」も見せていただきながら

貴重なお話をお聴きした。

 

 

 

 

〆のごはんは 珍しい湯葉あんかけごはん。

温かく、初めての食感、とても美味しいものだった。

どのお料理も季節感あふれる 日本料理。

お茶でも数寄者で有名な、湯木貞一さんが 創業された吉兆

随所にお茶のこころが満ちている。

近くの 湯木美術館へも行ってみた。

とても素敵な茶道具展覧会をしていたのだけど

主人も一緒だったので なかなか自分のペースでゆっくり見れず。。。

また機会をつくって観にきたい。

 

 

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