急に冷え込んできて
今日は立冬。
早いものでもう今年もあと2か月だ。
茶道では「炉」の季節となり、
先生が おはぎを作ってくださって
皆さんと開炉のお祝いをした。
そして昨日は11月お香の会。
午前中はお手前の稽古、
午後は組香の時間となる。
組香から参加される方々が9名ほど
おられるので 最近は全員で15名
くらいの人数になっている。
コロナ禍で 細々と続けていたのが
ずっと前のことのよう。
組香は「白露香」で遊んだ。
白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
秋の野の草の上にきらめく露に
風がふいて 真珠のネックレスが
パチンと弾いたように散ってしまう・・
そんな美しい状況を表現した和歌。
今まで組香のときは
先生が香木をご準備され、何の組香を
されるかも考えてこられていたが
ここ最近は、午前中のお稽古メンバーが
持ち回りで組香を担当することになっている。
組香の説明のみならず
季節や日本文化のお話を交え、
香木も選んで準備してくるという、
一段レベルアップした学びを
させていただくようになった。
ハードルが高く、難しいのだけど
自分の頭で考えて 大変勉強になる。
茶道でいえば、
点前の稽古ではなく、お茶事やお茶会の
テーマを決めたり準備や企画をしたり
するような感じだと思う。
一緒に稽古に励む仲間がいること
教えて下さる先生がいること
感謝しながら前に進みたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます