私が子供の頃、新しモノ好きの父は
私達や家やあたりの様子を
8ミリビデオで撮ってくれていた。
幼い頃、誕生会のときなどに
家でそのビデオを上映してもらったが
そんな頃から もう40年以上経っている。
業者さんに、8ミリビデオをDVDにしてもらった。
タイトルは「松本家の思い出」!
昭和48年頃から53年頃までの映像だ。
(私の旧姓は 松本)
主人がスキーで留守にしていて
一人でご飯は淋しいな。。と、
両親と弟を家に呼んで 夕食を食べながら
「松本家の思い出」上映会をした。
ノスタルジックなBGMも流れ、幼い私達が走る。
恥ずかしそうに よそ行きの顔をして
カメラを見つめる私と妹。
叔母に抱っこされてる、赤ちゃんの弟。
父と母の何と若いこと!!!
そりゃあ、30歳くらいだもの。
近所の風景なんかも とっても懐かしい昭和の商店街。
隣の本屋のおっちゃんが にっこり笑って
出てきたときには涙が出そうに。。
おっちゃんは 今の私よりも若い。
このお隣の本屋のご夫婦に どんなに可愛がってもらったか
わからない。
今、読書好きなのも この方達のおかげだ。
息子のお嫁さんが、孫娘の動画を
いつもたくさん送ってくれる。
令和時代のツールで 記録に残っていく子供の様子と
昭和時代のツールで記録に残された 子供の様子
何ら 変わりはない。
その子供達が大きくなって
父母になり、祖父母になる。
改めて、家族って繰り返しだなあとしみじみ思った。
弟と両親と こんなにゆっくり話す機会なんて
今まであんまりなかったから
とても良い時間を過ごせて楽しかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます