茶狂会茶会が始まるまで
時間があったので
弘道館へ立ち寄った。
弘道館では 只今、源氏物語を
表現したお菓子の展示が行われている。
舞鶴で練りきりのお菓子を作っておられる
「羽の華」さんが、弘道館の賞を
受賞されたとのことで
観に行ってきた。
源氏物語の様々なシーンを
和菓子で表現した 今回の展覧会。
皆様、創意工夫をなさって
素敵で美味しそうなお菓子がたくさん!!
こちらが舞鶴の「羽の華」さんの出品作品。
若菜上・下の帖で重要なモチーフとなる
猫ちゃんが登場している。
私が個人的に素敵だなと思ったお菓子は
こちら、「樺桜」
ある野分の翌日、源氏の息子・夕霧は
大風で几帳や屏風があちこちに散らばったなか
父の愛しい女性である紫の上を
偶然にも見てしまう。
気高く美しく あたりがさあっと匂うような美貌。
まるで
春のあけぼのの霞の間から
華やかな樺桜(かばざくら)が咲き乱れている
・・・そんな美しい紫の上だった。
10数年前、
この弘道館の茶道具の講座で
私は中田さんと出逢ったのだ。
ここは私にとって
お茶・日本文化の学びの原点となるところ。
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