大阪・吉兆本店で 季節のお料理をいただいて
文楽人形遣いの 吉田玉男さんのお話を聴くイベントに参加した。
錦秋文楽公演 午前午後の演目のあいだに、
玉男さんが来てくださって 「かしら」も見せていただきながら
貴重なお話をお聴きした。
〆のごはんは 珍しい湯葉あんかけごはん。
温かく、初めての食感、とても美味しいものだった。
どのお料理も季節感あふれる 日本料理。
お茶でも数寄者で有名な、湯木貞一さんが 創業された吉兆
随所にお茶のこころが満ちている。
近くの 湯木美術館へも行ってみた。
とても素敵な茶道具展覧会をしていたのだけど
主人も一緒だったので なかなか自分のペースでゆっくり見れず。。。
また機会をつくって観にきたい。
１１月は お茶人のお正月といわれる。
初夏に風炉になって 約半年、１０月に名残の季節をむかえ、
いよいよ１１月から また炉になる。
お点前も すっかり変わってまた一から勉強。
今日は 茶壺の壺荘（つぼかざり）のお点前を稽古させていただいた。
ひもの結びが 大変複雑で難しい
でも、頑張って練習して なんとか自分のものにしたいです
炉開きのときは 小豆をつかったものをいただくそうで、
毎年 先生の手作りの美味しいおはぎをいただきます。
とっても美味しく、つやつやした餡と、おもち
これをいただくと あ～この時期が来たんだなあと嬉しく、
また 心身引き締まる。
これから 寒さに向かい、嫌だなと思うけれど、
お茶をしていると
季節ごとに いろいろな愉しみがあり、
頑張ろうと意欲がわき、
日本の四季の移ろい・・・・暑さや寒さにも 感謝・感動する心がうまれる。
今日は立冬 早いなあ、ずいぶん寒くなってきた。
昨日、突然に長男が舞鶴に帰ってきた。
とても嬉しく、仕事が終わったあと、急いでスーパーへ。
美味しい食材をたくさん買って、ケーキも買って
鍋パーティー
子供に美味しいものを食べさせてやりたいと思うのは
母親の本能なのですね
大学４年生の長男は、就職が内定した。
家業を継いでほしい想いと
広い世界で 男として羽ばたいてほしい想いと。
いろんな想いが交錯する。
どちらにしても、生き甲斐のある、良き人生を送ってほしいと願っています。
何歳になっても 子供は子供。
心配が尽きません。
午前中 「柊展」へ行き 午後は綾部の中丹文化会館へ。
グンゼの創立１２０周年記念事業ということで
関西フィルハーモニー管弦楽団のコンサートだった。
指揮者 藤岡幸夫さん
ピアニスト 萩原麻未さん
プログラムは
ブラームス ハンガリー舞曲第一番
チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第一番
ドヴォルザーク 交響曲第九番 「新世界より」
わかりやすく親しみ深い楽曲ばかりで、
指揮者の藤岡幸夫さんが おしゃべりも楽しく解説してくださって
退屈しない、素晴らしいコンサートだった
ピアニストの萩原麻未さんも、若くエネルギッシュな演奏家
小柄で女性らしい容姿を 良い意味で裏切り
とてもダイナミックな演奏で 感激した。
感激・・・というより
愕然とした。凄すぎて。
その演奏に釘付けになった。これからが楽しみな方だと思った。
とても久しぶりに クラシックのコンサートへ行った。
楽器ができるって 素晴らしい。
多くの人の演奏で こんなにも素晴らしい音楽が生まれるなんて。。。
赤れんがパーク市政記念館にて 油絵の展覧会「柊展」へ行った。
お友達が作品を出展されているので。
皆さんの力作に圧倒される～
素敵な作品ばかり
絵が描けたら 楽しいだろうなあ、うらやましく思う。
素晴らしい作品を見せていただいたあと、
喫茶店のコーヒーチケットをいただいたので
ほっこりと休息、舞鶴ならではの 「海軍ロール」
文化の日 長女が舞鶴に帰ってきたので
家族で 「とと源」にてランチ
鯛のアラ煮定食、美味しいしボリュームたっぷり
何も文化的なことしなかったけど、
ゆったり過ごした休日でした。
先週が忙しかったから じゅうぶん休息できた。
11月のお香の会
１０月、台風でお休みだったので 久しぶりのお香の会。
髪をまとめ、着物を着ると、不思議に気持ちがしゃんとする。
午前・午後とお手前や組香を学んだ。
午後の組香では 「執筆」のお稽古をさせていただいた。
組香（香当てゲーム）では 美しい料紙に記録をとり、採点用紙を作成する。
さらさらさらっと書けないといけないのだが・・・
慣れないこと・初めてのことをするのは
ほんとうに心地よい（？）緊張感
とても良い経験をさせていただいた。
またチャレンジしてみたい。
秋の紅葉のころの組香、竜田香
在原業平の名歌にちなんだ 美しい組香。
ちはやふる 神代もきかず 竜田川
からくれないに 水くくるとは
ぐんと寒くなり、だんだん木々が色づいてきた。
今日から１１月が始まった。
気温もぐっと下がって さすがに寒い。
郵便局が やたら混んでた、今日から年賀状発売なんだ～
裏千家お家元が 先月の小冊子に こんなことを書いておられた。
世の中が せわしなくなったのは
立ち止まって、今居たところを振り返ることを
やめてしまったためではないかと思います。
実は 先日研修を受けたのは 「終活カウンセラー」の勉強でした。
「終活」という言葉も 最近身近になってきた。
人生最期を どのように充実して整理していくかという 終焉活動。
若い子の 「就活」 （就職活動）に かけた言葉だ。
でも、シニア世代ばかりの言葉ではないと思う。
私自身、とっても忙しい毎日を送っている。
いろんなところへ出かけ、本を読み、人と会い、話し、
仕事をして 趣味を楽しみ・・・
インプットとアウトプットを 高速回転で繰り返している感じ。
商売でいうと 日々の入出金はしているが
棚卸や 決算をしていない。そんな感じがする。
立ち止まって 人生の棚卸をしてみなくては。
いったい自分は どんなものを残しているのか積み重ねているのか。。。
形あるもの 形ないもの
立ち止まって ひと呼吸おいて
じっくり考えないと 日々の流れに流されてしまいそう。
今年残りの２か月、年末の忙しさに、また流されそうだけど、
深呼吸しながら 思い出そう。
