生観戦レポです。
昨日、津山総合体育館で開催された、倉敷アブレイズのVリーグ(2部相当)ホーム開幕戦・福岡戦GAME1の観戦に行ってきました。待ちに待った倉敷アブレイズの本格的なVリーグ参戦。4チームしかなかった昨季のV3リーグとは全然違い、今季は10チームと戦います。この節の相手は同期クラブの福岡さん。確かアブレイズの専用練習場に初めて見学に行った時に、練習試合で来ていたのがこの福岡さんだったなと。
ホーム開幕戦という事ですが、ホームアリーナの福田公園ではなく県北の地。しかも井原ではなく津山でした。これはちょっとサプライズ。去年までサブホームタウンと言われていた井原の名前は、年間スケジュールには無く、新たに津山の名前が。きっと大人の事情なのでしょう。でもTMなど時々は井原でもやって欲しいですね。井原の方を紹介させていただいた事もあるので。
1時間半前に到着。駐車場結構いっぱいでした。アリーナの外観ですが、トライフープなど他チームとは若干違う風景。今回は屋内外にPOPを余り出していなかった印象で、スポーツ興行としてはややおとなしい印象かな。屋外にアリーナグルメのキッチンカーが並んでいました。公式HPかSNSで紹介あるかなと思っていて、メモするのを忘れておりました。いずれ紹介させていただいます。どのお店も美味しそうでした。
2階に上って入場。ゲートもその中もいたってシンプルでした。コンコースでは特にイベントも観られず、グッズ売り場が広がっていました。この日は1階席という事でその奥の階段を下りていく。すると、1階中央のゲートではなく、手前のドアから入場。この辺もクラブによって運営レイアウトが違うんだなと。
いつものようにいわゆるバックスタンド中央の一列目に着席。やはり空席が目立つ。トライフープも2列目以降は物寂しいですが、更に少ないか。でも、選手の方が頭が高いのはやっぱいい景色ですね。よく客席にボールが飛び込んできます。来場者はトライフープの3/5くらいのイメージで特に1階席は空席目立ちます。スポンサー席なども一般客席に見える様子。まあ、カード的にしょうがないか。
日本ゼオンさんの応援団は昨季は一階席のど真ん中でしたが、今季は2階の普通の席。応援練習が始まる。先日シーガルズの試合でも見かけたMCの人に加えて加戸さん(試合開始時のみ)登場。加戸さんがチアリーダーのように、いろいろ応援コールを煽っていましたが、まだまだ声出しの文化は無く、いつもの赤いチアスティックでのクラップがところどころで観られる程度。なかなか最初はこんな感じかなと。
福岡さんのユニをよく観るとちょっと違うなぁと。スポンサーバナーに溢れていて、イタリアセリエAみたい。バナーの位置はクラブで自由に設定できるのかな。倉敷の方があっさりしていいかなという印象。先発は田部、大島、矢野、藤村、権藤、宮田選手。
第1セット。倉敷リードで進んで行く。エースの田部選手が好調。どんどん得点を決める。福岡さんには外国人選手がいますが、上手く押さえています。倉敷の方が攻撃力があるように思えますね。リードしていましたが終盤追いつかれる。福岡はレシーブ力がやや劣るかと思ってしまう。ただ、それは第1セットの話でした。25-23
第2セット。倉敷は左右どちらからもスパイクを、決められるので強いですね。福岡さんも慣れてきたのか、得点を重ねてきて、決定力が高まった印象。倉敷もよく拾っています。第1セットとは逆の展開になっていきました。とにかく福岡のスパイクがよく決まっていく。矢野選手もよく決めています。15-25
ハーフタイム、クレストの皆さんのダンスパフォーマンス。第3セット。田部選手が躍動。モニターにスコアがしばらく表示されず、すぐに点がわからず、旧式の得点ボードを見て確認。競り合っているが、少しリードされている。席に余裕があり、1列目に結構座れるという事で、やはり津山は1列目がいいと認識。ずっと競り合っています。福岡さんはブロックが強く、倉敷のスパイクをことごとく弾きます。21-25
第4セット。この日の観客数は450人。まぁそんなところか。変わらずブロックを効かされる。チャレンジが無いので、微妙なプレーも主審のジャッジは絶対か。アブレイズのBGMは今風でノリがいい曲が多くていいですね。とのかうことごとくブロックされます。すっかり研究されているのか、攻撃がワンパターンになっているのか。よく見たら福岡さんのユニは袖付きで珍しく、袖スポンサー名入ってますね。やっと同点に追いつく。最後に4点差から追い上げるが力尽きる。やはりマギー選手の穴は大きいのか。23-25、1-3で負けました。
【Vリーグ要約レポート(一部要約)】
「第1セット、倉敷は田部、宮田の攻撃でリードする。中盤、カノアは栗下のブロックでリズムを掴むと、メソマチ、山本の攻撃で追いつく。終盤まで一進一退の攻防が続くが、倉敷は谷口、矢野の攻撃でポイントを奪いセットを先取した。
第2セット、カノアは宮地の連続ブロック、山本、横田のスパイクで得点を重ねリードする。さらにカノアは宮地、横田がポイントしリードを広げる。倉敷も矢野、滝尾の攻撃で反撃を試みるが、カノアはリードを守り切り、セットを奪い返す。
第3セット序盤、倉敷は田部、カノアは横田、宮地、メソマチが得点を重ね一進一退の展開となるが、カノアは、山本、湊のアタックやブロックで抜け出しリードする。中盤、倉敷は田部のアタックやサービスエースなどで追いつく。カノアはメソマチのアタックやサービスエースで再度リードすると、山本、宮地の攻撃で突き放しセットを連取する。
第4セット、カノアは横田、宮地がポイント重ねリードする。倉敷は田部、宮田、矢野の攻撃で応戦し、終盤まで接戦が続くがカノアは湊、山本が要所でポイントを奪いリードを守り、最後はメソマチがスパイクを決め試合に勝利した。」
今朝の山陽新聞朝刊の記事です。
「アブレイズはエース田部や新加入のセンター宮田のアタックで得点を重ね、第1セットを25-23で先取した。その後は相手の高さのある攻撃に苦しめられ、3セットを続けて落とした。」
「高さを生かした相手の攻撃に、磨いてきたブロックとレシーブが機能しなかった。『上から打たれた。しっかりワンタッチを取り、次の攻撃につなげなければ』とセンター宮田は反省する。」
「要所でのミスも痛かった。後がない第4セット17-22から4連続T区店で1点差に迫ったものの、サーブミスやダブルコンタクトで追い付けなかった。ミスによる失点は24点に上った。」
競り合って、最後はうっちゃるのかと思って観ていましたが、甘くはなかったですね。やっぱ攻撃力、選手層なのかな。昨季までの勢いは感じられませんでした。試合数は違いますが、勝率での順位は11チーム中6位。フル出場でチームを引っ張っていたのは、田部、矢野、大島というVリーグ参入前からのレギュラー陣で、逆に台頭する新戦力は見られず、そこが選手層の薄さを浮き彫りにしているのか。まぁ新Vリーグは昇格も降格も無いようなので、行けるところまで行って、地固めをするしかないのか。
選手の背番号と名前が確認できないので、MDPが欲しかったなと思っていて、帰宅後にTV津山さんの配布チラシの中からMDP(シンプルなB4両面1枚もの)出てきました。倉敷CATVさんで発行されていた様子。今度はぜひもう少し目立つように配布されたらと思います。MDPには「マギーの穴は埋めない」とありましたが、この日の苦戦もマギー選手の影響があったのかもと思ってしまいました。
試合後に選手によるコート1周ですが、他のチームと比べて1階席の観客が少ないため、選手も物足りなそう。シーガルズもトライフープも1列目の観客とハイタッチしていましたが、倉敷は普通に1周し、時折愛想を振る程度。ハイタッチしてもいいかも。
控室に選手が下がりましたが、場内案内でファンクラブ会員限定のサイン会が行われると。しかし、次々と観客が退場していくため、客席にはほとんど観客が残っていない。コート横のスペースに長机が置かれ、3選手がマジックを手に待機。しばらくして何人かサインをもらいにやってきましたが、人数が少なく何かもったいない。
今はやっていませんが、2007年の頃にシーガルズが試合後のサイン会をやっていたのを思い出す。この時はファンクラブに限定せず、誰でもOKで当ブログも入団したての山口さんや𠮷田さんにサインをもらった覚えがあります。ファンクラブ限定でなく、リピーター獲得のために誰でもOKにしたらどうでしょうか。
また、選手によるお見送りも実施されるという事でしたが、なかなかコンコースに選手が来ない。当ブログもサイン会を見届けて、さぁ出ようかと思った時に選手が並んでいましたが、ちょっとタイミングが遅かったかな。お見送りする前に大半の来場客が退場した後。その場に残った観客も数えるほど。難しいところですが、試合後のサイン会とお見送りという素晴らしい取り組みなので、もう少し工夫してされたら、もっと効果が高まると思います。
そして今日のGAME2。ネットでスコアを追っていました。セットカウントが2-0になって、一転今日は完勝だと思っていたら、第3セットは20点台になって逆転されて取られる。結局2-3というフルセットで競り負けたという結果になりました。リベッツ以外は岡山のトップチームはいずれも低迷ぎみ。ファジもPOには出れましたが、今季は自動昇格圏内を争って欲しかったですね。という事で次は福田公園に参戦したいです。
#がんばろう石川 #がんばろう能登